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メメントモリの部屋


[69] キャンディ
詩人:メメントモリ [投票][編集]


殴られた痣は

熱をもって存在を示す。


眠れない夜を過ごす毎日は

鬱屈された理性を発散できぬ日々


一度甘いキャンディを口にしたら
あの味が忘れられなくなってしまう。


アタシは
戻りたいのか

進みたいのか


季節は巡るのに

アタシは此処に独りぽっち。

2010/08/16 (Mon)

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