詩人:ノリ | [投票][得票][編集] |
一言では言葉に出来ない
けれど
『リストカット症候群』
の、詩を見て
僕はとても心が痛んだ
あの詩は
自分以外の人に
こんな人もいるんだって
分かって欲しいって
そんな心の叫びに聞こえた
正直
あなたの痛み
傷の痛みは分からない
けれどここにいる
無数の詩人達は
傷の気持ちは分かってる
傷つけたいのは自分だけ
変わろうとしないのは
自分だけ
あなたの気持ちで
生まれたその傷は
心無き戦いの傷では無く
泣き、叫び生まれた
偽りの傷
決して消える事の無い
淋しさの傷
この先
大切な人が現われた時
その人は
その傷の数だけ
切なくなる
当事者なら尚更
掛ける言葉なんて
見つからない
見付けたって伝わらない
あなたがその詩に向けた思いは
あなただけの本当の思いは
人には分からないけれど
血で固められたオアシスでは喉は潤せないけど
あなたの涙で出来た
オアシスなら
人はきっと
立ち寄ってくれるょ
少なくても
ここにいる僕と
ここにいる詩人達の
その殆どは
君の涙に心動いてるはず
涙枯れるまで
泣けば良い
その涙は
とても澄んでいて
どんなにきれいな海にだって、負けない
あなただけのオアシス
だから
自分で変わる事は難しい
から
あなたはオアシスを創るだけで良い
枯れ果てた砂漠の中で
あなたの心のオアシスに
淋しい詩を沈めて