冬は過ぎたはずなのに今日の風はやけに肌寒く冷えきった心は明日の風を待っている人は誰も今日の風は感じても明日の風まで分からないから今は冷えた心をちいさな夢のささやかなヒカリで暖めた明日 強く冷たい風が僕に前に吹き荒れてそれが臆病な自分に固まってしまう風だとしてもそれ以上に心を暖められる厚手の希望を身に纏い明日の風を待っていたい。
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