遠い空にいるはずなのに今、傍にいる気がするんだここに居ないはずなのにぎゅっと手を握ってるんだ変わらない君の変わらない笑顔は変わらないまま今も十五夜の月の初秋の光はもっと傍に居たかったと淋しげな声で伝える様に涙で波紋を夜空一杯に広げながら部屋の窓から僕をそっと覗くとそこに幸せな日々の幻覚と君との約束が静かな夜空の巨大なスクリーンを背に涙で少しぼやけて映った。
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