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本田ちゃぼの部屋  〜 新着順表示 〜


[2] 闇…
詩人:本田ちゃぼ [投票][編集]

死に憧れて眠りについたら


死に神に追われて目が覚めた


不快な湿りに脱ぎ捨られたシャツを眺めながら


愉快に笑う私の目はいったい何を映していたのだろう


今日も闇の姿をさらけ出すかのように太陽が目覚め 色に染めていく


知らぬ間に染められた私を嘲るかのように


冷たい鏡が私を映した


苦笑いしながら私は照明のスイッチをオフにした


パチリという無愛想な音が


私の背を押した


私の姿が闇に消えた




2014/05/26 (Mon)

[1] ミチ
詩人:本田ちゃぼ [投票][編集]

喜びや悲しみに溺れて生きているから


きっと僕らは幸せなんだろう


果てしなく続く不確かな永遠よりも


あるがまま 精一杯の刻の雫 今を力のかぎり愛そうじゃないか


折り重なったそんな歴史の上に


僕らは生きているんだから


ほら ごらん


また雨空が堕ちてきた


まるで地に影を眠らせるように





2014/05/22 (Thu)

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