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柚の部屋


[28] 振り返り
詩人: [投票][編集]

毎朝の満員電車

押し込まれる中に僕がいて

なんだか 本当に

僕はここにいるのかわからなくなってきていた



休みがあれば

時間の許す限り寝て

食べたいものもわからないほどに

繰り返しの日々に疲れてしまったんだ


プレッシャーや責任

どれからも逃げ出せたらいいのに

それができないのは

所詮 自分だから

せめて今だけは目をつむり

故郷の思い出に浸ろうか



毎日に目標があって

笑いながらすごしたあの頃

まだ蒼い恋の切なさを

ふと思い出す


春 桜の下で見つめた事

もうこんなに懐かしく思える年になった


もう こんなにも時は過ぎた



そういえば君と

最後に話したのはいつだったか


久しぶりに電話をしてみよう


元気かどうか聞いてから




あの桜が咲いたか確かめようかな

2009/02/22 (Sun)

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