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柚の部屋


[30] 空色の詩
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ゆらりゆれる星の影

蒼い空に憧れた

遠く 遠く離れるほどに

愛しく思える空の歌


その歌 口ずさめば

泣きたくなる

その空 見上げれば

そこにある


たった一つの優しい思い


ねえ

届くかしら


ねえ

伝えられるかしら


私がここに

私がここにいるってことを


きっとあなたも


この空を見ている



きっとあなたも


この空の下

誰かを思っている


その思いが同じとは限らないけれど

愛しさ感じて


花のような気持ちで

誰かを思っている



その気持ちさえも受け止める

あの空のように



私は優しいヒトになりたい

2009/02/22 (Sun)

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