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柚の部屋


[7] 同窓会
詩人: [投票][編集]

虹色に空が光るころ

もうすぐ咲きそうな桜の下で

互いの目を見ながら

約束した



もう何年経ったかな

学生服が懐かしい

思い出の友との久々の再会

待ち遠しかった

なにより君と会えること


昔よりもずっとキレイになった

照れながら話しかけた僕に

変わらないね と微笑んでくれた顔に

どこかほっとした


その笑顔の君の

左手の薬指にはキレイな指輪が輝いている

結婚したんだという一言

そっか 良かったね おめでとう



約束を君は

ちゃんと叶えたんだね

最後のさよならから


あの時交わした「それぞれ幸せになろう」

だから僕は君に秘密にしなくては

まだ君の事を忘れられずにいるということを


勝手でごめん

だけど


今だけはその笑顔を見れて良かったと思う

2009/02/17 (Tue)

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