詩人:薬指 | [投票][編集] |
夜中に目覚め
喉の渇きに水を求める
ポツン ポツン
何かが追ってくるような
何かが待ち構えているような
不気味な闇
蛇口をひねる
ひねってもひねっても
水は出てこない
何かに気付き
後ろを振り向いた瞬間
目が覚める
恐怖と疲労感で
私の喉は潤されない
詩人:薬指 | [投票][編集] |
生きてることに怯える
存在意義に震える
今日も野良猫は当たり前のようにゴミを漁り
生きることにすべてを費やしているっていうのに
人は当たり前のように生きる意味を求め
偉人の残したゴミを漁る
漁って漁って
たどり着く先はやっぱりゴミなのに
そのゴミに救いを求める
エゴがエゴを呼び
ゴミは増える一方さ
生物としてそこに居れば済む話なのに
詩人:薬指 | [投票][編集] |
道徳が蔓延して正義が押し付けられる
本当の正義なんて存在しない
ただの自己満足の産物
オナニーの延長
英雄に憧れるのは勝手だが
英雄面するのはやめてくれ
オナニーの見せ合いは
もうやめてくれ
詩人:薬指 | [投票][編集] |
今日も明日も明後日も
どこかで誰かが泣く
どこかで誰かが笑う
どこかで誰かが死ぬ
自然現象且つ人為的
そんな地球上の人間の出来事
平和 刺激が足りない つまらない
すべては作られたモノの中
真実の瞬間は目も向けられないだろう
我々は地雷原を歩かない
歩かなくても良い
作られた世界で
おとなしく死ねばいいのさ