詩人:スヌーピー2 | [投票][編集] |
あなたはいつも私のことを誰かに話すとき、
「看護師さんです」
っていう
私にはちゃんと名前があるんだけど…
看護師っていうブランドが好きなの?
私自身には何もないの?
看護師は仕事であって
私自身ではないのよ
自身を押し殺して、
周りの全てを受け入れて
心や感情も押し殺して…
だから、看護師は私自身ではないのよ…
看護師なら誰でもいいわけ?
私のことをちゃんと見てる?
これ以上耐えられないかも…
詩人:スヌーピー2 | [投票][編集] |
貴方と知り合ってから毎日貴方は電話してくる
そして、毎日長い時間他愛もないお喋りをしている
貴方のお喋りを聞いているだけで幸せを感じる
子供がそのまま大人になったような、そんな可愛い貴方が好きで、電話を待っている私…
ただ一つ悲しいのは決まって貴方が言う台詞…
「じゃあ家に着いたから、また電話するね」
貴方はお家でまた違う顔を見せているんでしょうね
私の知らない顔を…
詩人:スヌーピー2 | [投票][編集] |
あなたに会えなくなって何年経ったかしら
毎日子供の世話をして忙しくして
でもあなたを忘れた事はないのよ
時々間違えてお茶碗を五個用意することはなくなったけど
あなたが毎日使っていたお茶碗はちゃんと食器棚にあるから
子供達は元気に学校へ通ってますから心配しないでねパパが居ないからって言われないように頑張って育てるからね
たまには私の悩みを聞いてね
パパの事大好きだから
詩人:スヌーピー2 | [投票][編集] |
昨日は元気な笑顔で
「行ってきます!」
今夜は無言で布団に横たわっているあなた…
冷たい体で…
あなたはまだ35歳
何故そんなに生き急いだの?
私が悲しむ事がないとでも思ってた?
まだ何が起きているのかわからない…
棺に納めた時の胸が張り裂けそうな哀しみ
何を問いかけても無言で横たわっているあなた…
冷たい頬を何度も何度もさするわたし
ねぇ、答えて
なんでもいいから
目を開けて…
私を見て微笑んで
みんなも心配して来てくれてるよ
ダメじゃない、お父さんやお母さんに心配かけたら
あなたを一番愛している人達なのに…
今の私はただ涙することしかできない