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ヨワムシの部屋


[42] 愛さえも
詩人:ヨワムシ [投票][編集]

愛されることを


忘れたのは


愛することを


忘れたいから


幸せの鳥は笑ってた


幸せの猫は黒かった


神様が持っていったのは


哀しみだけ


悪魔が持ってきたのは


喜びだけ


足りはしない


何一つ


ガラス玉投げるのは


割れる時を見たいから


そこにある愛を


縛られた愛を


僕はまた仮面で隠す


心の声を渡せるなら


いつまで泣き続ければいい


もうこの愛すら


霞み見失いそうだ


やっぱりずれたのは


世界じゃなく


僕のようだ

2017/06/23 (Fri)

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