詩人:ヨワムシ | [投票][得票][編集] |
朝顔が咲いていて
秋の雨に打たれてた
傘を差し出したら
舌打ちされた気がしたから
傘は捨てて帰るんだ
間違えてない道を
毎日歩いて行くことは
きっとすごいことだろう
きっと素敵な旅だろう
でもつまらなくて笑えるよ
カラスが僕のことをみて
カーカーしつこく鳴くからさ
もっと大きい声だして
カーカー言ってやったけど
一つも分かち合えないね
なぜこんなに広いのか
飽きるほど生きてるのに
なぜこんなに広いのか
答えも知らないままなのに
世界はどこまで続くのか
哀しみにやられたら
笑うしかないなんて
そんな寂しい世界で
笑えるわけないでしょう
笑う必要ないでしょう
この先いくつの後悔に
出会うかなんてわからない
だからこそ今の後悔を
誇らしくかざして生きてやろう
忘れず刻んで生きてやろう
どうか世界がいつまでも
どうか悲しまないで
どうか笑えるように
どうか正しい毎日で
どうか忘れませんように。