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彩園の部屋


[6] サヨナラ
詩人:彩園 [投票][得票][編集]

眠れない夜君から届いた

最後の一言が胸に突き刺さる




出会った頃のこと今でも覚えている?

あれから道を一つ二つ間違ったのかな

君を振り向かせたくて近道をしすぎたの

焦る僕が落としたもの

拾いわすれていたもの



途中幾度となく降る止めどない雨は2人を近づけてくれたね

やまないで

このままさめないで

もっと側に心が濡れないように



サヨナラを言えないまま
立ち止まる僕が目をそらす度に
君は振り向かず
少しずつ歩いてゆくんだね

枝分かれした道のどちらかに

思い出が一つ落ちているといいな

気付いてくれるといいな




やっぱりサヨナラは言えないよ

2007/07/30 (Mon)

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