詩人:彩園 | [投票][得票][編集] |
眠れない夜君から届いた
最後の一言が胸に突き刺さる
出会った頃のこと今でも覚えている?
あれから道を一つ二つ間違ったのかな
君を振り向かせたくて近道をしすぎたの
焦る僕が落としたもの
拾いわすれていたもの
途中幾度となく降る止めどない雨は2人を近づけてくれたね
やまないで
このままさめないで
もっと側に心が濡れないように
サヨナラを言えないまま
立ち止まる僕が目をそらす度に
君は振り向かず
少しずつ歩いてゆくんだね
枝分かれした道のどちらかに
思い出が一つ落ちているといいな
気付いてくれるといいな
やっぱりサヨナラは言えないよ