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老女と口紅。の部屋  〜 投稿順表示 〜


[116] モテる感じ?
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ったく、
なんだよぉ〜

お前ラ
俺を見すぎだろー

振り向いたくらいで
キャーキャー騒ぐなって、

薔薇の花束は
 いいからさぁー
  ほっといてくれよ!


えぇ?

ふて腐れた顔が可愛い?

ふざけるなって!!

プレゼントもいいって
いらないから、帰れよっ



だから
引っ張るなって

今 忙しいっての!
また今度にしてくんない?

俺よりカッコイイ奴
 沢山いるだろよぉー


おぃ
 おぃ!

写メはダメだからな


ほら
 ほら!

おでこに
 サインして
  あげるから

早く
帰りな!







んナ
訳ないか‥(-_-)

2009/12/10 (Thu)

[117] ブログ
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昨日は土曜日、遅い晩飯。残業の疲れを背負い酒を飲み終え、ぐでん.と横の布団へ首まで浸かる‥目が静かに閉じてゆく中、つけっ放しのテレビが子守唄の様に耳に触れる。ゆるーく深夜の2時を回る頃、肩身の絞まるひどい寒さに目が覚めゴロリと寝返りをうつ。するとTon.Ton!とドアを叩く音がした。テレビを消し静まり返るこの部屋で耳を澄ますがこの時間に訪問者などあるはずもなく差ほど気にもしないまま、知らずの内にまた眠りについていた。‥そしてまったりと目覚めを迎えた今日は日曜日。眩しく日差しを浴びながらパジャマのままで少々のびた足の爪をおもむろに切り始める‥パチン、パチンと部屋に響く平穏。休息を満喫する幸せに大きなあくびと背伸びを一つ。‥するとまたあの音が聞こえてきた。Ton.Ton!とドアを叩くあの音だ。振り返るもまた誰もいない状況にTon.Ton!と繰り返されるノック。鼓膜を叩く音だと、ようやくそれに気が付いた僕はステンレス製の耳かきでホジホジ。すると五_程のうす黄色い悲痛な顔の干からびた宇宙人が出てきた。驚いてよく見てみれば単なる耳かす

2009/12/14 (Mon)

[118] 言の葉寺
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さぁ、

お婆が寝る前に少し
 話しをしようかの^^

孫)
うん♪



むか〜し
 むかし(-_-)
ネットの片隅に言の葉寺があったそうな その寺にふと中年の参拝者が現れて この寺を酷く気に入ったそうな それからというものこの人は 言の葉をせっせ.せっせと納め始めたそうな そしたらの それを見ていた文鳥が その行為、うざあ〜い!うざいと鳴いたんじゃ それを聞いたおじさんは心から.ごめんなさいと詫びたそうな‥ ここまではよかった・大変なのはそれからじゃ!一部始終を見ていた他の参拝者らが、その事をヒソヒソ話し出して 同じ様に良く思わなんだ者達が(さぁ〜コイツは火あぶりじゃ!なんじゃ.かんじゃ)と騒ぎ立てたんじゃよ での、暫くすると世直し気鳥りも現れて 頼みもしないのに 勝手に寺に掲示板を立てるしまつでの、事は大きくなるばかりじゃよ‥ まだこの時は そんなごたごたを寺の住職は知らんがの‥

孫)
おじさん‥
可哀相だね

婆)
じゃの‥

おじさん訳も言って
謝っちょるのにの‥



寺は人の集まる所

たまには檀家さんどうし
言い争う事もあるんよ

孫)
お婆ちゃん
ぼく、なんだか怖いよ‥

婆)
心配はいらん!

この寺は過去にも色んな事が起きての、しばし寺が炎上すんじゃよ そうして少しづつ円満寺へとなるのじゃね‥

言の葉寺の事は、皆の沢山の言の葉達の力が.きっと解決してくれると婆は信じとる!‥決して暴力を振るう事なくじゃよ

孫)
早く円満寺に
なるといいね^^

婆)
ぁあそうじゃ!

ただ一つ言える事はの、皆.言の葉が心から大好きって事なんじゃよ!だから争いが起きてもきっといつかは手に手を取り合って仲良く詩える日がやって来るさよ。

孫)
うん!(^^ゞ

婆)
さぁ、今日は
このくらいにして

寝るべ!


明日は
どんな話しが



いいかの?^^

2009/12/20 (Sun)

[119] 運命の地図
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ウイスキーを
 飲みましょう

出会った
この場所で

二人の運命に乾杯よ

さぁ
グラスを鳴らして

飲む程に
貴方との距離は
遠くなるけれど

映画のように
 踊りましょう
  気取りながら


埠頭の明かりに
国道のテールランプ


夜景なんて


綺麗よね‥


飲み干せば
お別れよ

するりと
抜け落ちた
ペアリング

振り向けば
 変わる運命?‥


でもこのまま流れましょう
この恋はこれでおしまいよ


左手の運命に従うの


始めからそう
決まっていたのよ



貴方の左手にも
そう書いてあったもの

2010/02/03 (Wed)

[120] 愛しくて.そら
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‐愛しくて.そら‐

少し年下の君が
可愛いくて仕方ない

もぅ

寝ても覚めても
 君の事ばかりで

目をほそめ
思い出す君の横顔

夏の空に描いては
ちっとも似てなくて‥
        苦笑い。



(いいよっ)‥て

瞳.閉じれば
優しい声が聞こえ



なにもかも
全てが許されて

僕は今

永遠のお守りを
手にしている‥



そんな気がした。

2012/08/01 (Wed)

[121] 愛.途中下車
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-愛.途中下車-

恋愛事情は長距離の果て
独り片道切符を握りしめ

乗り合わせた奇跡の時刻
見つめ会えば意気投合し

がんじがらめの制約の元
足元見失えば奈落の底へ

見切り発車の列車を降り
手を繋ぎ道の駅で一休み

行く先見えず不安を纏い
日々闇夜に隠す体が二つ

ただがむしゃらに抱けば
時は流れて‥時よ流れて

安定なき恋愛は不偏的で
探し物は絶対なる安定で

盲目に似た二人は綱渡り
揺れ落ちぬよに抱き抱え

現実逃避は夢心地の世界
ゆらりゆらりやじろべい

罪に気ずかぬ溺れた心に
互いの足首には罰の鎖を

焦がれたハッピーエンド
競歩の速度で逃げて行く

振り向きながら嘲笑う幸
後ろ髪引く家族の思い出

ただがむしゃらに抱けば
時は流れて‥時よ流れて



2012/09/04 (Tue)

[122] ゆびきり
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-ゆびきり-

この時期、特に蒸し暑く全てがイヤになる…嗚呼、クソ.パートナー…。八方塞がりではないが、破れたい感情が前に出ようとする。今更ながら人生の岐路はいつ?今でしょ?誰かとやり直すより軌道修正を選んだのが間違いなのか?修復にこだわりながらも.投げやりな感情に無駄な時間を費やしてはいないか?これで良かったんだと思える選択をしながら歩めているのか?笑う為の試行錯誤に苦しんではいないか?川は流れ、塞き止めれば水は淀む事を知る。知らぬが仏は全てを知り、安価で仕入れたストレスを毎度の如く.闇夜にまぎれて叩き売る。嗚呼、幾度となく繰り返される日常は喜劇。ただ.グダグだと、嵐.過ぎし日の晴れ渡る空を日常に求め、この手は手探りで.1%の可能性にすがる。虫のいい期待感は宝くじを買う時の感情に似て、それらを貪欲に得ようとすればまた.足元から力が湧いてくるかも?のはし日々繰り返し…やれやれ。



紅の詩(くれないのうた)

2013/07/07 (Sun)

[123] うらぎり
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-うらぎり-

先日.15年前にツレから貰ったメス犬に噛まれた。12日間だが、大怪我である。小型で短毛、おっとりタイプではあるが芯が強く頭は弱い。思い起こせば昔は良くなついていた…。僕は基本的に放し飼いで、何.不自由なく好き勝手に育ててあげたが.今思えばそれがいけなかった…。まあ流れで10年くらい前に仔犬を一匹.生ませたが、その頃からコヤツは手に負えない様に…。生んだだけで子犬の世話など出来るはずもなく時は流れた。もう最近では飼い主である僕の言う事など更々聞く耳もなく.好き勝手放題。見兼ねて仕方なく教育的指導をしていた矢先にガブリ!と噛まれた訳である。俗に言う逆恨みだ。今まで食わして貰っておいて何の有り難みも無い。非常〜に.たちが悪い。頭が弱いという事は迷惑という事だな。今更あきらめてはいるが…あきらめてはいるが…



紅の詩(くれないのぐち)

2013/09/18 (Wed)

[124] 混同物語
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-混同物語-



むかあ〜し昔
   ある所に

お爺さんとお婆さんがおったそうな。ある日の事、お爺さんは山へシバかれに.お婆さんは川へ洗礼を受けに出掛けたそうな。

お爺さんは暫くすると底知れぬ恐怖に振り向き.素知らぬ顔で着いて来ていた熊さんにこう言われた。(早くお逃げなさあ〜い♪たあべちやあうぞおー!(はあと))と。爺さん、スタこおラァ〜!サッ!サッ!サァ〜のぉ〜さあ〜♪…。で、更に山の奥へと。

でな、婆さんわと言うと下山の途中に何やら鈍く光る大きな竹を見つけたそうで…その竹の脇にはマサカリが立て掛けてあったんじゃと.で、(ウリャ!)と切ってみたら中からなんと、大〜きな大きなスっぽんぽんの金太郎がふて寝を決め込んでいたそうな…。で、解放されるや否や金太郎は一目散に近所の民家に駆け込み(マサカリを振り回すババアに襲われてる!滝汗)と助けを求めたそうな。すると中から体毛を使いきったツルッツルの鶴がキン隠しを織りあげ.恥じらいながらそれを金太郎に手渡すと照れ臭そうに内股で走って逃げていったそうな。

そうこうしているうちに爺さんは山奥で切り株に横たわる高校生くらいのシンデレラに赤いリンゴをチラつかせながらこう言っていた。(待ち合わせの場所はここだよね?目印の赤いリンゴも持って来たよ!出会い系のサイトで書き込みをしたハンネが白雪姫って君だよね!?早速だけど3諭吉でどおよ??)すると木の陰から7人のちっさいヤンキーが出てきて羽交い締め。アッ!という間に財布を取られ、シバかれたんじゃと。(オヤジ狩りじゃ…恐ろしかあ〜…

で婆さんじゃがの、人助けのつもりが.おいはぎ扱いにされて(世も末じや!)と急いで川へ洗礼を受けに行ったら、川上からdonburako〜ドンブラコと見覚えのある赤いリンゴがゆっくり目の前を流れて行きおったと…さ。

これでこの話しは
   お仕舞いじゃ…

さあ、

電気を消して
今日も寝よかの


あッ!これ!!

小さい電気は
点けておくんじゃ!



ほいじゃあの
 おやすみじゃ!



(紅爺さんの子守唄)より



2014/02/10 (Mon)

[125] 神との契約
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光年を経た今.宿された蒼の上なら飛べぬ天使よ揺られて眠れ。人知れず巡る季節は.ちりぬるそわかと雅にて。生まれ堕ちたが罪ならば、遠い記憶にたぐる糸無し。背なに羽ばたく証を探れば、落胆を抱く大人へと染まりゆくかな。自由に焦がれた心は灰に、狂い咲くよに笑う膝あり。腰には鉛を巻くかの如く、地を這う白き煙と成らん。乞う声垂るるの.か細きは、遠きに唄うウグイスに似て姿は常に此処には在らん。もがき倒した満月の夜は、孤独と神と交わす密約。落日の日に翼を借り受け、通り魔と成りて羽ばたくをせん。



2014/03/21 (Fri)
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