詩人:老女と口紅。 | [投票][得票][編集] |
東の空に陽が昇る頃、一畳にも満たぬこの部屋で七日間も温めてきたこの企画。踏ん張りの効かぬ人生に今、その時を迎え奮起する。壮大なプロジェクトに拳を固め下腹に力を据え一点に集中した‥思い起こせば長い道のり、新たな味の開発。食材はあらゆる物を使用し少しづつ少しづつごった煮となる。ゆっくりとそしてまったりと‥長い時を経て‥今、懇親の力で産み落とす。ンッ!んッッ〜んぅ〜?ポちゃん♪ハァハァ‥やったよ‥やったよ母さん僕はついにやったんだあ〜 少々跳ねっ返りのしぶきが飛ぶも僕の目には薄っすらと涙。余韻に浸りながらも香り立ち込む空間に遠のく意識‥フッ‥産みの喜びや痛みとはこの事だね母さん。母さんありがとう‥僕は今まで誤解していたようだね、こんなに辛い思いをして僕を産んでくれていたんだ‥僕の母さんへのくだらないわだかまりなんて今すぐに水に流すよ‥鳴戸海峡の渦潮に乗せてさ。‥てか、またくだらねェ〜事を真面目そ〜にシコシコ書いて俺って暇なん?‥やべッ、もーこんな時間だし‥会社だ!会社ぁ〜!!^^