詩人:埜呂地紋 | [投票][編集] |
「優等生」にも「優しい人」にも「優れる」にも
どれも「優」の字があるね
「優」を良く見て
「イ」と「憂」がくっついているね
何で 「優等生」とか「優しい」なのに
「憂」(うれい)なんだろう
それはきっと 「優等生」「優しい人」
の内側なんだね
「人」があって「憂」を経験して「優」に
なるんだろうね
だから「優等生」や「優しい人」は
悲しみや 苦しみを味わっているんだね
僕はそれでも「優等生」がうらやましい
詩人:埜呂地紋 | [投票][編集] |
空と海の境界線
ここからだったら1kmくらい先に見える
じゃあ1km進んだら
境界線にたどり着けるかな?
でも どこまで行っても
境界線は1km先
どんなに進んでもやっぱり1km先
やがて 舟は沈んでしまう
人が死んでいくように
空と海の境界線なんてないんだ
人生にゴールなんてないんだ
やがては 全てなくなって消えてしまう