詩人:椛 | [投票][編集] |
もう人なんか愛さない、好きにならない
そう決め込んでも、好きな人が出来て愛してしまう
理解してくれる人なんてどこにもいない
そう言っても理解までいかなくてもいいから
分かってくれる人がどこかにいるんじゃないかって
心の片隅で思ってる
僕は、独りで生きられるほど
理解者がいなくていいと思えるほど
心の強い人間じゃないから
離れていく苦しさも辛さも味わいたくないのに
その手を離さないように握ることが怖い
疑心暗鬼になって、相手の心が怖くて
向けられる愛情を素直に受け取れなくて
そうして、いつも自分から知らない内に手放してる
気付いたときには遅くて
失ったことでまた独りになって
また、繰り返して
終わらないループにはまりこんでいる