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謳器の部屋


[2] 明日のために
詩人:謳器 [投票][編集]

そんなふうに他愛もない話をしながら
君がほんとは何を伝えたいのか
気付いてない訳じゃないけれど

今日は何も言わずに
傍で聞いてるだけでいいかな

ねぇ…
ほんとの気持ちを
見せるのが怖いから
そうやって何気ない言葉を連ねてるんでしょう

君の大切な想いを
他の誰にも拒絶されたくはないから
そうやって独り言を呟いてるんでしょう

そこではずっと雨が降っていたんだね
明日からは晴れるといいのにね


あぁ
何もかもを受け入れる力が欲しい
君の全てを
包み込めるような


さぁ、もう家に帰ろう
そして一緒に眠ろうよ

明日のために
明日からのために

これからも歩いて行けるように
ずっと一緒に歩いて行けるように

2006/06/05 (Mon)

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