詩人:蒼風の涙 | [投票][編集] |
何も見えず、何も聞こえず、何も触れず、ただあるのは、闇。
見つめても、叫んでも、もがいても、ただあるのは、闇。
時もなく、風も流れず、ただあるのは、闇。
何ものかが忍び寄るざわついたあの恐怖もなく
何ものかに押し潰されるねっとりしたあの恐怖もなく
ただあるのは、封じられ、誰に知られることなく、誰を知ることなく、永遠に存在する恐怖。
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死と忘却。
それは生きる者への贈り物。
この地獄に生きる
苦痛から解放され…
安らぎを…。
愛した人。
いずれは逝って
戻らぬ人になる…。
残された者は
生きるため…
立ち上がるため…
忘れていく。
その瞳も、吐息も、肌のぬくもりさえ…
ただの思い出という煌めきに変えて…。
愛する人は永遠に美しく…。
あなたの中の私は煌めきになりましたか……?
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僕はもう見えなくなる。
でも君のことは
いつまでも守る。
風となり空となって。
だから心の中に
僕の脱け殻を描かないで。
いつもいるから。
そばにいるから。
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切ない気持ちに
堪え切れず
部屋を飛び出した
夜空を眺め歩けば
素敵な風の流れる薫りに
君がいた頃の記憶を
重ねてしまう
僕はまだ歩きだせず
まるであの日に
忘れ物をしたみたいに
もう会えない君を
二度と会えない君を
泣きながら探していると
痛感する。
僕に出来るだろうか?
まるでオルゴールの
小さく優しい音みたいに
亡くした君を
セピア色のちょっぴり
悲しい記念写真みたいに
君の記憶を
思い出に?
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オトコはバカだから
自分の好きな人と
ただ目があっただけで
彼女は自分に気があると
勘違いする。
だからこそ突っ走る
勇気も湧くのだけど。
頑張れよオトコ!!!
でもストーカーはダメよ
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ありがとう。
最高の夢を見させて
もらったよ。
君の全てが好きだから、
涙が出るほど
好きだから、
これからも輝いてほしいから
僕は去るよ。
僕は強くなって
いつか帰ってくる。
その時まで
この関係は終わり。
……でももう一度抱き締めたかったな。君の名前を囁きたかったな。