詩人:瑳紗 | [投票][編集] |
私の夢は何なのか
ずっと探してる
追いかけても追いつかない
手を伸ばしても届かない
まるで風邪に飛ばされる風船のよう
でも…
夢の風船
どこかで私を待っているはず!
そう信じて
われないうちに捜さないとね!!
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うれしさは
鳥のようには飛んで来てくれない
うれしさは
自分でつかみとるもの
自分でつかみとったとき
本当の嬉しさを、
この気持ちを
実感できる
そう思う自分がいるのは
うれしさを自分でつかみとったから
つかみとるまでに経験した
辛いこと
いやなこと
苦しいこと
全部忘れて素直に笑えたから
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下むいて歩いてた
「もう君には私は必要ない」
そんなこと考えてたら
自然に涙が溢れてきた
君の期待に添えなかった自分が
腹立たしくて…
そのとき
柔らかい風が
私のほっぺたをなでて通り過ぎていった
一緒に涙もつれていってくれた
暖かい風
ああもう春なんだ
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新しく生まれた命に与えられるのは1本の道が書かれた地図
僕らはその真っ直ぐで平坦な道をひたすら辿っていく
僕らもすこしずつ成長し
やがては地図に描かれた道も途切れてしまう
その先は自分で描きだすんだ
自分で描きだす道には、
先が見えない大きな壁があるかもしれない
長く険しい上り坂があるかもしれない
でも、
大きな壁は崩せば前に進めるんだ
上り坂が終わればかならず下り座かがやってくるんだ
迷ってもいい
立ち止まったっていい
誰かに決められた道を歩いていくよりも
自分で決めた道を
つまずきながら後ろを振り返りながら歩いていくほうがいい
自分にとっての大きな何かが
自分にとっての大切な何かが
みつかるはずだから
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君はいつも優しくて
「だいじょうぶだよ」
励ましてくれた
君はいつも笑ってて
私にも笑顔をくれた
君と過ごす時間は幸せすぎて
流れ星のように早かった
そんな時間(とき)の中で
私は君を好きになっていったんだ
君がそばにいるだけで
どきどきしてたんだ
だけどあの日、
ふたりで飛ばした紙飛行機は
飛んでいってはくれなかったね
まるで私の、
届かなかった君への思いのように
今君は誰を思ってる?
君はわたしにも優しくしてくれるけど
ほんとはあの子が好きなんでしょ?
君はたくさんの幸せをくれたけど
今の私には
君の幸せはまだねがえない
今でも君が好きだから
今もし願いが一つ叶うなら
前の二人に戻してほしい
今度はちゃんと
二人で紙飛行機を飛ばせるように
それができないのなら
これからも君を好きでいさせてください
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おげんきですか?
私のこと、覚えていますか?
あなたがいなくなってからもうずいぶんたちましたね。
でもあなたと過ごした時間は昨日のことのようです。
それはとても短かったけれど、
その一つ一つが幸せなひとときでした。
あなたが私に言った最後の言葉は、
今でも私を励ましてくれます。
もちろんそれがあなたと私の最後だとは知らなかったけれど。
きっとあの言葉は
「さよなら」
っていうあなたの心の声だったのかもしれません。
もしあなたにもう一度会えるのなら、
もし今あなたにこの声が届くのなら、
「ありがとう」
そう言いたいです。
秋風が吹き抜けていく夜に、
心のポストからあなたにこの手紙を送ります。
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広い広いこの世界で
いったい何人が
僕の名前を知っているだろう
僕はいったい
どれだけの人とふれあってきただろう
何10億年と歴史を刻み続けるこの地球で
僕は何をしてきただろう
これから何ができるだろう
人や物があふれかえるこの社会で
僕はどれだけのことを知っているだろう
どれだけ物を見てきただろう
不思議だよね。
無限に広がるこの宇宙の、
何千、何万という星の中の、
地球という大きな世界で、
誰かと誰かが偶然出会って
僕たちはここで息してる・・・
ときどき考えるんだ
そんなちっぽけな僕たちだって
地球に、そして宇宙に、
確実に足跡を残して
歴史という物語を描いてる。
だから僕も歩き続けたい
僕が生きてた証を残すんだ
僕がいなくなる時がきても
僕の大切な人に
僕のこと覚えていてもらえるように
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誰でもいいから
あたしをぎゅっと抱きしめてほしい
そう、ただ
誰かの胸の中で泣きたいだけなの
近くの誰かと
そっとずっとふれあっていたい
そう、ただ
誰かの温もりをかんじたいだけなの
もしあたしがうつむいていたら
「どうしたの?」
ってあたしの話を聞いてください
もしあたしが笑っていたら
偽物の笑顔でもいいから
一緒に笑ってください
そう、ただ
誰かの同情がほしいだけなんです
そう、ただ
一人になりたくないだけなんです
そう、ただ…
あたしをわかってくれる誰かに会いたいだけなんです
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小さな貝殻に
耳をあてても
何も聞こえない
君へと宛てたラブレターも
今となっては
ただの紙切れにしかすぎなくて
大好きだったあの歌も
今はもう思い出せない
現実主義もいいけれど
たまには夢を見たっていいんじゃない?
ちょっと子供に戻ってみようよ
公園のベンチで
太陽を受けながら
心の中のアルバムを
そっとめくってみよう
晴れた静かな夜に
星空を見ながら
未来の自分を描いてみよう
そんな日はきっと
暖かいお布団で
幸せな夢が見れるはず
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ふとした瞬間に目を覚ます
耳を澄ませば鳥たちの歌声
そっと静かに窓を開けて
コーヒーでも飲みながら
朝焼けを楽しもう
こんな時考えるのは
やっぱり君のこと…
ベッドの中の君は
誰を思って眠ったのだろう
君はいったい
どんな夢を見てるのかな
流れる風に
この思い乗せたなら
君の胸へと届くのだろうか
いつかは君の心を
知る日が来るかもしれない
でも今は
君のそばにいたいだけ
それだけだよ
さあ
いつもよりちょっと苦いコーヒーを飲み干して
そっと眠りにつこう
そして私は
今日もきっと君の夢を見るでしょう…