詩人:紙一重 | [投票][編集] |
そこはさながら戦場だった
十分後には埋まる予約画面
早い者勝ちの世界
平気で嘘をつくひと
媚びを売るひと
自分を前に出さないと生き残れない世界
何か言わないと
何か
声も手も震えた
私は嘘をつきたくない
私はこの戦場で生き残れるだろうか
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
僕にとっては問題じゃなかったことも
君にとっては大きな問題だったの
ただそれだけの話。
ただそれだけの話。
納得させるためにそういつも
言い聞かせてんだ
だけど本当はわかってる
それこそが
とても大事で
とても難しい話だ、と
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
同じ格好したがる
みんなと同じ所に行きたがって
同じ態度をとりたがる
同じ人を嫌いになって同じように悪口
立場が全く同じ人なんていやしないのに
歩く道も違うのに
どうして
同じことしたがる
群れから離れたら怖いんか
一人では何もできないって
そう思ってるんか
自分の
自分の
道を歩かなくていいんか?
ねえ、何のために生きてる?
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
言葉面だけ並べて
わかったような気になっちゃだめだ
「良い所だけの人なんかいない
悪い所だけの人なんかいない」
そんな言葉で割り切れるの?
じゃあ
完全に好きだった人の嫌な面を見たらどうしますか?
好きでいられますか?
完全に嫌いだった人の良い面を見たらどうしますか?
嫌いでいられますか?
何が正解ですか?
全てを言葉で説明できる程 世界は単純じゃない
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
君と車でドライブ中流れてた曲
晴れても無いし
車の中でもないし
海でもないけど
目の前に景色が
出てくるのが不思議だよね
君が好きだった歌手の曲
前はよく分かんなかったけど
今頃マスターできたよ
カラオケでもばっちり歌えるよ
もう必要ないのにね
君とハモった曲
今は歌えてないな
君みたいに
ハモりたい人がなかなか
みつからなくてね
君が目を閉じて歌った曲
悔しいけど
めちゃめちゃ上手かったよ
もう聴けないのは
少し残念だけど
めもりぃそんぐ
胸がきゅっとなる
めもりぃそんぐ
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
その人に、
恋したら、
不幸になるから。
だから
恋しないって
決めていたはずなのにね
いつからだろう
意識し始めたのは
いつからだろう
その人に会うために
足を運ぶようになったのは
もっと近付きたいよ
丸い頬に
赤い唇に
流れる髪の毛に
触れたい
顔が見れない日は
不安になって
顔が見れただけで
包まれるようで
安心するんだ
決めたのにね
恋しないって。
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
山の高嶺から一人
下界を見下ろして
冬の
透き通った
冷たい風が
頬を刺していく
こうしてるだけで
まっさらになれたらな
風が耳を切っても
鼻が凍っても
構わなかった
心が真っ白になるまで
此処に居たいと思った
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
たった一人が、価値を認めてくれただけで
私は輝く事ができた
それがなくなった時、
私は輝きを失った
だけど今、私は自分で輝く方法を
手に入れようとしてる
素敵に強くて
ちょっぴりさびしい光だけど
一人だって輝ける
もう大丈夫 きっと
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
問題なのは
だまってても
顔が浮かんでくることで
体型も髪型も好みじゃない
服装は適当で
過去の女癖は最悪
遠距離だけど彼女もいるし
性格も細かいし
ちゃらいし
全てそれだけ見ると
自分的にはかなりNG
なのに一つ一つがあの人を構成してて
一つが欠けるとあの人じゃなくて
あの人という人自体がとても眩しい