詩人:紙一重 | [投票][編集] |
開け放した窓から入ってくるのは
爽やかな風とエネルギー
パソコンから流れて来るのは
ちょっとせつないメロディ
こぶしをにぎりしめて
上を見上げる自分がいる
500km西のあいつも
きっとがんばってるだろう
私はこっちでやれるだけやってみるよ
周りから色々言われるかもしれんけど
エネルギーを内包したまま
いろんな形に流動したい
この部屋を流れる風みたいに
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雄弁でないから誤解される
それでもあなたは一点を見つめて口を結ぶ
理不尽な扱いを散々され
ても
潔くうけてしまう
とても歯痒い人
それだけにたまに放つ言葉は重く
一撃で相手を打ちのめす
誰にも染まらない
そして足をひっぱられて転んでも
ただではおきない
もう次の理想を見すえて
あなたはまた歩いていく
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あんたのその眉をひそめた表情
見下した表情
その口調
ずっと覚えておくからな
むしゃくしゃした拳を
振りあげる先が見つからない
あたしは必死で息をする
眉間に皺寄せて上睨む
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コップの数がやたら多くて
読んでない新聞が一週間分
出してない手紙や
メモってないレシート
片方だけになったピアス、何個も。
平日はかける時間がないのに
休日はつながらない電話番号
この部屋で
もう
どうしようもなく
息詰まっている私
捨てよう
いろいろ
こんな私でもできることがある
こんな私でもできることがあるはず だから
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暗い部屋の電気つけろ
外の温度はちゃんと感じろ
ナニカしなくちゃじゃなくて
もっとビジョン具体的に
アナログなあの頃
良かったあの頃
それだけか?
言いたいのはそれだけか?
今で何か言いたいことはないのか?
未来の姿は想像できないか?
時はどんどん動いてる
変える・変えない 君の勝手
ひるむな 進め→
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だめです
やっぱりだめなんです。
後輩から
先輩から
時には同期から
それダメ元だろってわかってても
頼みごと
やっぱり断れないん だよね
良く思われたい
まあそれもあるけど
期待にこたえたい
こたえる自分でいたいんだ。
でもね、
ほんとはわかっててほしいんだ。
約束を果たすために
努力してること
体削ってること
各方面に気使ってること
時には涙流してること
それだけ
不器用にしかできないあたしだってこと
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なんでもできる気になって
世界にとびだした鳥達は
今どこにいるだろ?
順調に高度上げてるもの
伴侶を見つけたもの
太陽の熱さにくじけ
とぶのをやめたもの
嵐にまきこまれて海にたたきつけられたものも
いるかもしれない
いざという時に
親を頼ってしまう
己の弱さを責める
私が鳥なら許されないかな…
まだあなたがいないと
私 生きていけません
また帰ってきていいですか…?
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タワーの真横
下弦の月が浮かぶ
漆黒の空に映える透明感 お見事
道が君へと続いてく
ぼくはいま とても自由だ
夢が一個叶ったんだ
夢と自由って一緒なのかもな
道がカーブした
きれいな君が左手に沈んでいくけど
僕はもう君にたよらなくても
生きられる気がしてる
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あんなに対立してた人ほど
愛情 だったなあって
あんなにうざいと思ってったのに
存在感はでかかったなあって
あとからわかる
全部、あとから。
人は、
生きたくたって、
ふいに
死んでしまう
生きてほしくたって
簡単に
目の前からいなくなってしまう
ねえ、もっともっと元気で
笑っててほしかったよ
早すぎるよ…
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親からは
丈夫な体と命を
先生からは
飴と鞭を
友達からは
笑顔と優しさを
先輩からは
知恵と厳しさと心配を
いろんな人から
数え切れない
贈り物をもらって
ここまできました
それに、
やっと今
気づけました。