詩人:紙一重 | [投票][編集] |
ねえ、君は私をちゃんと見てる?
私がイライラを出す時
ほんの氷山の一角だってこと
それが何を意味するのか
考えたことある?
この付き合いの先に何があるか
考えてる?
私は皿いっぱいの米粒ひっくり返して
地べたで探してるのに
君は呑気に口笛吹いて
窓の外を見ている
少しのことで君に
イライラするようになり
でもうまく伝えられなくて
そもそもこれは我慢すべきか
我慢すべきでないか
判断つかなくて
どうすればいい
たすけて
頭の中の雑音がだんだん大きくなる
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ふあん なんだ
それは自分の中からくる
ものだけれど
自分では作り出せないものが
鍵になっているから
どうしようもない
わたし これから先
誰かを
愛せるのかな
愛してもらえるかな
今が続いて、10年、20年経ったら
幸せだと、言えてる?
居場所は、見つけてる?
今の私はまだ定まってない
昼は笑ってても
夜は
自由で、孤独なの
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例えば
昨日も見たはずなのに
前髪が意外と伸びてたと気づく、とか
視線に素直に答えられなくなった、とか。
歩き方を真似してみたり
どうしたって笑顔が
にんまりしてしまったり
寝る前に
最高のシチュエーション想像しようとするけれど
考える間もなく寝てしまったり
朝起きても
また考えながら5分うとうとしてみたり
そんな現象のことを
云うんだろう
例えあげれば、
きりがないけれど
まとめたりはしない
そんな野暮なこと言わずに
例えばのままでいい
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泣きたい朝
弾何発も打って、
全部外して。
座り込んだ
くもりめな空
とりあえず忘れよう
土俵は一つじゃない
人生は今日だけじゃない
顔あげれば目が合った
ほほえめば次の世界にいける
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どうしたって
秋はおとずれて
おわりにさせなきゃ
はじまりはこない
わたしにはたぶん
あう人なんかいない
それでもあきらめきれない
しあわせを
探しつづけるしかないよ
じぶんの中に
だれかの中に
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つよがりを
みぬいてほしい
さびしさを
つつんでほしい
わたしのかおみて
わらってほしい
それだけなのに
口下手なわたしは
なにひとつ
言えなかったよ
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君の明るさが
しみるんだぜ
どうして君はいつも
爽やかな風と共に登場するの
どうして安定な笑みを絶やさないの
俺は暗さと不安定を
内包する体になっちまってる
瞬時に怒りが髪をつきやぶり
瞬時に瞼から涙があふれだすんだ
ガキの頃からこうなわけじゃない
どう間違ったか
こうなっちまったんだ
こんなこと呟いてる間に
ほら、君はジャンプまでしてる
屈託なく笑って 手振り回して
そう、太陽みたいに。
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あなたの横顔
思い出すたびに
何かが胸につきささる
時々視線で追うのだけは許して
苦しいの 助けて
ふらふらと
吸い寄せられそう
明日には
声もかけちゃいそう
そうなったらたぶん
後戻りできないから
口パクの『お疲れ様』
今日も声かけないで帰るね
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世界が突如暗くなって
座り込んで泣いてた
それまでずんずん進んでたのに
どこへいけばいいか
急にわからなくなった
後ろにぼおっと明かりが見えた
温かくほほえんでた
おかあさんみたいに
そこにずっとあなたはいたのに
前ばかり見ててわたし きづけなかった
ほんとは弱かったのに
守られてたから
歩けてたのに
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新しいスーツ
みんなでとった写真
笑顔で手を振った改札口
それぞれの場所で
それぞれの生活
離れ離れになるけれど
澄んだ目
熱い気持ち
素直な笑顔
どうか変わらないで
染まらないで
傷つきやすい心
どうか折れないで
交わした約束、忘れないで
私、ここでがんばるから
君もがんばってね
また会おう
また絶対会おう!