詩人:紙一重 | [投票][編集] |
こわい
ひとりでは不安すぎる夜
懐中電灯もなくて
これからどうしよう?
ガソリンない
店に食料ない
水止まってる
電気止まってる
携帯の電池が減ってる
一つ一つなら
耐えられても
色んなことが
いっぺんに
起きすぎてる
生きてることに
感謝したい
でも
それだけでは
暗闇に勝てない
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大勢と一緒にいたとしても。
目がいってしまうの
これが噂の
キャントすとっぷ現象
視野の中で一つだけ
不安なくらいに光りすぎてる
考えれば
胸が苦しくなる
手に入れたくて
手に入らないもの
白い歯見せ笑う
その笑顔ごと
あなたがほしい
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愛したものを
振り返れば寂しくなるね
せつないのは嫌いだねと
前を向くけれど
何かに怯えてる
変わらない何かがほしいのに
自分の心が先に
どんどん動いてく
今どこに いる?
どこに向かう?
教えて
だって不安なの
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雷鳴がとどろき
引き裂かれた親と子
苦しみ
はいずり回った
大地に残る爪跡
それでも握りこぶしには
まだ力がこもっている
踏み潰された草は
また立ち上がり
復活のさけびをあげる
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やっとわかった
定期的に私の涙が出る理由が
元栓を絶たない限り
この涙は流れつづけるだろう
嘲笑がこわかった
振り返ってくる人の
視線に怯えてた
自信がなくて
劣等感だらけだった
不安を必死で隠して
目立たないようにした
一番無難な道しか歩かなかった
私なんて無理だと思ってたから
失うものなんて
考えてみれば何もなかったのに
こんなに若造なのに
完全な守りに入ってた
でも守りに入るほど
辛くなった
だって
本当は
(かがやきたかったんだ)