ホーム > 詩人の部屋 > 紙一重の部屋 > 投稿順表示

紙一重の部屋  〜 投稿順表示 〜


[353] 小さな掛け布団
詩人:紙一重 [投票][編集]

寒くて寒くて
凍えてた夜

一枚の羽毛と
一枚の落ち葉
かけてくれた

支えてるつもりが
支えられてた


いつも見えてなかった
みんなは近くにいたんだ
ほんとは


そんな一枚一枚
もらって集めて
やっと生きてる



ありがとう。

忘れないよ

2013/08/06 (Tue)

[354] すごろく
詩人:紙一重 [投票][編集]

帯に短し襷に長しとは
よくいったものだけど

相手にばかり要求して
自分はどうしようと
言うのだろう

境界線は思ったより
簡単に越えたせいで
現実感を感じない

何か変わったような
何も変わらないような

何かに気づいたような
振り出しに戻ったような

相手の出方を見て
手の内さらさない
そんな自分は相当の悪党

おまけに未来を予測できちゃったりしたら
サイコロを振るのは
疲れるだけ

2013/08/10 (Sat)

[355] 雪崩
詩人:紙一重 [投票][編集]

何かが動きはじめてる

もうどうなってもいい
やけになってるわかってる

寂しいと感じちゃ
だめなの?

寂しさから逃げちゃ
だめなの?

一時凌ぎだと知っていても
これ以上耐える意味があるの?

踏み止まることができない
かっこわるくても
涙とめることができない

2013/08/19 (Mon)

[356] すこし
詩人:紙一重 [投票][編集]

少し
傷負った

少し
苦しんで

少し
反省した

少し
眠った

少し
変わった


臆病なところは
昔から
でも貫き通したい
ものがある

無駄
なのかもしれない


つくのも正直こわい

でも
誰か
気づいてくれると
信じてる

だから
今日も地道に地道に
歩くだけ

2013/08/22 (Thu)

[357] my sweet
詩人:紙一重 [投票][編集]

目が合えばいつでも思い出せる
初めて見た時 どんなに心が躍ったか

雨の日晴れの日どんな日だって
君はそこにいて笑ってた

君を撫でて にやにやしたり
抱きしめて 勇気をもらったり
してたっけな

そうmy sweet
君はもらったぬいぐるみ

今は君を見ると
辛いんだ
昔を思い出してしまうから

もう戻れない
一緒にいられない

君をここにおいて
私は前に行かなくちゃ


さよなら、


2013/09/07 (Sat)

[358] たいよう
詩人:紙一重 [投票][編集]

会えたことに感謝してる

三日月のような目で笑いかけてくれて

これがずっとずっとず―――――――っと

続けばいいと願ってる

でもそれはありえなくて

いつか別れはくる


だから太陽になりたい

太陽だったらあなたがどこにいたって

朝になったら絶対会えるから

2013/09/07 (Sat)

[359] 狩り
詩人:紙一重 [投票][編集]

暗闇に光る二つの目
しなやかに忍び寄って
跳躍する

狙うんだよ何であっても
攻めるんだよこっちから

この体この心
この時代に在ること
それが全て

予測不能
だから面白い

2013/09/11 (Wed)

[360] 
詩人:紙一重 [投票][編集]

弱ってる時に
話し掛けてくれるのは
決まって貴方で

嬉しくて、
同じだけ切なくて。

残酷な現実があるかぎり
私はストッパーかけつづける

この恋は実らない

毎晩見上げている
あの星のように遠い存在なんだ

2013/09/12 (Thu)

[361] それでいい
詩人:紙一重 [投票][編集]

手に入れたものに
すぐ興味なくして次へ
いつも満たされず
苦しんでる君へ

だいじょうぶ
君は前向きすぎるだけ
過去の栄光にはすがらず
気持ちが二歩先にいってるだけ

君が苦しんでいても
ちゃんとやってきたこと
手に入れたもの
全てそばにあるから

2013/10/10 (Thu)

[362] 修行。
詩人:紙一重 [投票][編集]

かなわねーな。。

たとえ自分が腕立てして
二の腕鍛えてから逆立ち成功させたって

到底いつけるレベルじゃない

なにしろ べ つ も の なんだこいつぁ

みるみる滲みかける風景
あわてて振りはらい

成果は簡単に見えて過去はわからない
ひどい苦労の賜物である羨ましがるなと言い聞かせ

たとえ今は透明な存在でも
長く続ければ少しくらいは色がつくだろう
大器晩成期待して

多くを望まず
まずは少しでも近づけるよう
今より一歩先をめざす

焦らず
腐らず
修行の道すじ


2013/10/14 (Mon)
438件中 (351-360) [ << 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 >> ... 44
- 詩人の部屋 -