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紙一重の部屋  〜 投稿順表示 〜


[373] 灯り
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ぼくはここにいて
きみに呼ばれたら
いつでも光るから

心配しなくて いいんだよ

寂しさでいっぱいな時
迷いだらけの時

きみの疲れた心も
オレンジに色に染めりゃ
きれい色に仕上がる

今夜も寒いから
ぼくをつけて
手かざして
心あったまってね

2013/12/09 (Mon)

[374] 夕焼け車窓
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なだらかな地平線
空と陸との境界線

月が昇っている
今日が後ろに流れていく

全ての喧騒流して
残ったのは静寂と使命

君のために
頑張りたい

実際はそんな大袈裟な
もんではなく

ほっとしたような
君の笑みが
また見たいだけ


2013/12/12 (Thu)

[375] 忘れ物
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綺麗さっぱり
次の島に行けるほど
航海は甘くない

残した未練
遂げられなかった想い
足りなかった時間
至らない悔しさ

魚の小骨が喉にささるように
跡を残す

忘れられない忘れ物
原動力にして
また漕ぎ出す

2013/12/27 (Fri)

[376] はいはい、次!
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調子にのりました
勢いだけで行きすぎました

あっけなくこけて
後からどうしようもなく
どおおーーんん

後悔の波押し寄せても
ずぶ濡れで耐えるしか


…いや、次次!


次の海岸で、
波乗りしよーぜ!


2013/12/31 (Tue)

[377] 遠くから
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大分前の
君との日々の
痕跡発見

ピュアで素直で
優しかった君

心が黒くて、わがままで、
どうしようもない自分の
あの頃の暴挙の数々
思い出すと
申し訳ない気持ち沢山


でも目にした手紙

『君に出会えて良かった』
君がそう残してくれたから

時間を超えてもなお
君に救われた

そんな風に言ってくれてありがとう

大切にしてくれてありがとう


私も君に会えて良かった。。


君の幸せを、勝手に願ってる!
ありがとう!

2014/01/04 (Sat)

[378] 夏恋し
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爽やかで
汗っかきで

にぎやかで
楽しげで

海も山も
自由自在

つめこみものんびりも
自由自在

過ぎ去った幸せ
近頃じゃ
灰色の空と吹きすさぶ風

マフラーに顔うずめる
意味なく泣きたくなる

私やっぱり
君が肌に合ってる

忘れられるわけない

早く君に逢いたいの


2014/01/08 (Wed)

[379] 0時半
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こんな夜は
詩を書かずにはいられないんだ

笑って 笑って
笑ってさえいれば
幸せになれるってわけじゃなくて

雛に優しくしたって
どんどん成長して進んでく
自分は取り残されてくよ

笑って 笑って
余裕な振りして

帰り道
見上げた空はただ
真っ暗で

2014/02/17 (Mon)

[380] 迷宮
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気づけば
出口がない

はいりこんでた
ラビリンス


いつも私が面倒見て
かまってた

離れるのが
ほんのちょっとさびしいだけさ

柄にもなく
心配なんてしなくていい

崩れ落ちそうになるから


迷ってるなんて
最後まで気づかせずに

君が振り向いた頃には
消えててみせるよ


もう私がいなくても
大丈夫だね

元気でね、


2014/02/17 (Mon)

[381] 音のない夜
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常に音楽流しっぱなしなのは
音のない夜が怖いから

簡単に傷ついてんなよ
そんなやわに生まれてないはずだよ

後ろをいくら後悔したって
なんにもなりゃしないし
ただただ時間は
過ぎ去るのみ

光があるかどうかなんて
わからないから考えない

ただ信じてる

一歩先が闇でも
十歩先は違うって

2014/02/26 (Wed)

[382] ああもう
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火を噴く山の如く
MAXのお知らせ
誰も気づいてはくれない

鳥籠は重い鉄の扉

自由な明日も自由な明後日も自由な空もなく

隣人は余裕なく
ナニカを撒き散らしている

こんなことをするために
ここにいるわけじゃない

笑いながら言ったけど
紛れも無い本音

もうなにもしたくない
これは本音じゃない


期待したい
未来に 自分に 可能性に

いつも通り走る電車の中
マフラーに顔うずめる


2014/03/04 (Tue)
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