詩人:紙一重 | [投票][編集] |
止まれない
止まれる気がしないこわいくらいに
倫理も道徳もカンケーない
だって好きなんだもの
その一言の前にはどんな抵抗も無力
思い出すだけでにやける顔
必死で引き締めたって
無理だって
止まれるわけがないんだって
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いつもの調子で言った
でももうこの人とは逢うことはないんだ
ぼんやり思った
ばいばい。
今までありがとう
色々あったね
でもこれで終わりだね
ばいばい
楽しい思い出
思い出すのはつらいからやめるね
ばいばい
お元気で
ばいばい。
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あなたと楽しそうに笑って話してる
あの娘を見た時に
気付いたんだ。
なんだろうこれ
悲しみ?それとも怒り?
ちがうちがう
それはヤキモチ。
やれやれ、これであなたが好きな事は確定だよ
ふくらんでく気持ちは心におしこめて
ふくらんでくヤキモチは飲み込むしかないよ
みぞおちあたりがもやもやするよ
見てるだけでいいと思ってたけど
見てるだけじゃ苦しくて。
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体だけじゃなくて
心を暖めてほしいんだ
目を見るのはいいけど
心を見てほしいよ
言う事が見つからないなら慌てて言葉を紡ぐんじゃなくて
君の味方だって 深くうなづいて安心させてほしいよ
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冷たかった部屋
暖かいと思っていた
幸せだと思っていた
その部屋を出る時に泣いた
ほんとうに楽しかったよって ありがとうを言って出てきた
その部屋を出て気付いた
外の方が暖かかった
自分の体がいかに冷えていたか気付き
今更震えた
あの部屋での楽しい出来事 感謝の言葉もすべて薄れた
ただ悪かった思い出がかけめぐった
人間は勝手だ
変わらないと思っていたその時の気持ちなど
一瞬のうちに消え失せる
私は勝手だ
新しい環境の暖かさにもう甘えている
今までの生活はなんだったの
ひどく無力感を感じる
思いなんて一瞬だ
でも今この時は思っている
確かに思っている
今私は暖かい部屋にいると
思っている
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私はあんたのこと いつも気にかけてるよ
父より 厳しくないし
母より うるさくないけど
あんたと同じ視点で あんたのこと考えてるよ
あんたは不器用で心配だから
いちいちうるさい親からかばいきれないときもあって
見てる事しかできないこともあって ごめんね
けどね、私はあんたを応援してるからね
あんたには好きなように生きて でっかく育ってほしいんだ
明日があるさ だからため息なんてついてないで
姉ちゃんの願いだよ。
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木枯らしの吹く冬なのに
こんなに暖かで
幸せな気持ちになるなんて
ぼくの幸せは
君の笑顔の中にあるみたいだよ
だって君が笑うたび
ぽかぽか心が暖かいんだもの