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少し酔っ払った
君からの電話
普段冷静な君の
情熱的な一言に
久々にドキドキしました
この恋は始めてもいいですか?
うまくいきますか?
いや、うまくいくかなんてわかるわけないけど
信じて
飛び込んでいいですか?
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ギブあんどテイク
あのコが口うるさく言ってたっけ
首の凝りが取れないまま
午前様の電車は今日も混んでる
三年前あのコが去った理由が
今日、やっと
わかったのかもしれない
窓に映った顔覗いてみる
いつからこんな自分になっちゃったんだろう
小学生の時は違った
中学もまだ違う
思い出せない
外見を塗りたくることは覚えたのに
いつからこんなに、汚れたんだろう
自分に染み付いた
傲慢さも、
甘えも、
身勝手さも、
大嫌いだ
見つけるのにだいぶかかった
三年前の汚れを落としたら
今なら言える
「あの時はごめん」
そっとつぶやいて眠りにおちた
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こんな夜は君にメール送りたくなるよ
でも帰ってこなかったらって考えたら
コワくて踏み出せない
結局違う人にメール送ってしまった
ばーか、自分の意気地なし。
恐怖に負けてしまった
メールが帰って来た
でもやっぱり淋しいままだった
とうとう君にメール送ってしまった
自分の淋しさに負けてしまった
君からメールが帰ってこなかった
負け続きだあ
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誰だ一体誰なんだ?
立ち上がろうとした足を引っ張るやつは誰なんだ
頭を後ろから金槌でなぐってくるやつは誰なんだ
私に生きる意味を問うてくるやつは
もう諦めろと囁いてくるやつは
財布から金をどんどんなくしていくやつは
私から生気を奪っていくやつは
誰なんだ
私の中に私を吸い取る
誰かがいるのか
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君をゆっくりな各停としたら
僕はせっかちな快速だな
君は少しずつ少しずつ進んでく
僕は君が止まってるように見える
僕は火が点いたら一気に加速したいタイプさ
君の方が早くスタートしたと思ってたけど
いつの間にか僕が追い越しちゃった
じれったい
じれったいよ
僕は着た方向を
振り返ってばかりの快速
多分終点で待つのが
普通なんだけど
僕は折り返そうかって
考え中
だって早く君に会いたいのさ
僕は快速
速くて不便な快速
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私と云う殻に残されたのは
働かない頭と動かない足
差し迫れば働くと思った頭は
差し迫っても作動せず
待てば動くと思った足は
待てども待てども動いてはくれなかった
働かない頭の代わりに
目だけはしっかり機能して
時計の針が6度ずつ進み
太陽が昇って沈んで
カレンダーが次の頁に変わる様子を
ただ記録してた
相も変わらず私は
働かない頭で考えて
動かない足で歩いてる
そうやってただ生きてる
今日も明日も多分
あさっても
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ほんとは気持ちは決まってるんだろ?
迷ってる時点で80%は決まってる
心の奥底の、叫び。
色んなしがらみ
表面の華やかさ
派手な奴等に隠れて
押さえつけられて
今まで目立たなかった
出てこれなかった
でもこいつこそが
私を動かすべきである
遠慮してないで出てこい!!!
私はあんたが見たい
あんたの叫びが聞きたい
目を閉じて耳を済ました
「…こっちに行きたい」
あんたのかすかな声が聞こえた。
遠慮がちだったあんたがやっと
意見を言った
「踏み出したい、でも…」
優しいあんたは
他のやつらの事を考えて口ごもった
大丈夫、あんたが案ずることはない
他のやつらは私が納得させるから
私が大事にしたいのはあんただって
やっと気付けたから
出ておいで、一緒にあるこう
あんたを肩にのせて
私はその方向に足を踏み出した
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何度逃げたっていいんだよ
ふてくされて、すねて、あばれたって
いいんだよ
離れて時間たって
うじうじしてたって
いいんだよ
また戻ってくればいいんだよ
まだまにあうよ
もっかい、
もいちど
やればいいんだよ
最初はあるきかた忘れてるかもしんない
いきなりは無理
焦るナ
けど
もいちどあるこうって思えたなら
その気持ちが一番大事
前の気持ちじゃない。
今の君には今の気持ちが大事なんだよ。
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来ないメールが
会えない時間が
余計に君へと意識をとばす
こんなに夢中になるなんて
自分でもちょっとびっくりだよ
明日になれば会えるよね
明日になれば話せるよね
はあ、君と結ばれる日は来るのかなあ…
君は今何想う?
私は今君想う。