詩人:紙一重 | [投票][編集] |
山の高嶺から一人
下界を見下ろして
冬の
透き通った
冷たい風が
頬を刺していく
こうしてるだけで
まっさらになれたらな
風が耳を切っても
鼻が凍っても
構わなかった
心が真っ白になるまで
此処に居たいと思った
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その人に、
恋したら、
不幸になるから。
だから
恋しないって
決めていたはずなのにね
いつからだろう
意識し始めたのは
いつからだろう
その人に会うために
足を運ぶようになったのは
もっと近付きたいよ
丸い頬に
赤い唇に
流れる髪の毛に
触れたい
顔が見れない日は
不安になって
顔が見れただけで
包まれるようで
安心するんだ
決めたのにね
恋しないって。
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君と車でドライブ中流れてた曲
晴れても無いし
車の中でもないし
海でもないけど
目の前に景色が
出てくるのが不思議だよね
君が好きだった歌手の曲
前はよく分かんなかったけど
今頃マスターできたよ
カラオケでもばっちり歌えるよ
もう必要ないのにね
君とハモった曲
今は歌えてないな
君みたいに
ハモりたい人がなかなか
みつからなくてね
君が目を閉じて歌った曲
悔しいけど
めちゃめちゃ上手かったよ
もう聴けないのは
少し残念だけど
めもりぃそんぐ
胸がきゅっとなる
めもりぃそんぐ
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言葉面だけ並べて
わかったような気になっちゃだめだ
「良い所だけの人なんかいない
悪い所だけの人なんかいない」
そんな言葉で割り切れるの?
じゃあ
完全に好きだった人の嫌な面を見たらどうしますか?
好きでいられますか?
完全に嫌いだった人の良い面を見たらどうしますか?
嫌いでいられますか?
何が正解ですか?
全てを言葉で説明できる程 世界は単純じゃない
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同じ格好したがる
みんなと同じ所に行きたがって
同じ態度をとりたがる
同じ人を嫌いになって同じように悪口
立場が全く同じ人なんていやしないのに
歩く道も違うのに
どうして
同じことしたがる
群れから離れたら怖いんか
一人では何もできないって
そう思ってるんか
自分の
自分の
道を歩かなくていいんか?
ねえ、何のために生きてる?
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僕にとっては問題じゃなかったことも
君にとっては大きな問題だったの
ただそれだけの話。
ただそれだけの話。
納得させるためにそういつも
言い聞かせてんだ
だけど本当はわかってる
それこそが
とても大事で
とても難しい話だ、と
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そこはさながら戦場だった
十分後には埋まる予約画面
早い者勝ちの世界
平気で嘘をつくひと
媚びを売るひと
自分を前に出さないと生き残れない世界
何か言わないと
何か
声も手も震えた
私は嘘をつきたくない
私はこの戦場で生き残れるだろうか
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貴方からのメールが来ないから
携帯を布団につっこんだ
気にしないように
というかむしろ
私はメールなんて送ってないや。
気にならなくなった?
答えは、
逆効果。
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過去は変えられないからね、
今から始めようと思ったんだ
君がうらやましくても
君にはなれないからね、
自分なりに生きようと思ったんだ
実力以上はだせないからね、
今あるもので勝負しようって思ったんだ