もうぜったい

君にメールしたりしない

もうぜったい

君に話しかけたり

心開いたり慰めたりしない

何度決めても守れないんだよ

後で落ち込むのは自分なのに

ぬるま湯につかってる
今が心地よけりゃいい
何も考えたくない

それが何より終わってると
わかってる

このままでいると
自分が腐る日がくることも
わかってる

でもこわいんだよ
一瞬先の恐怖が
僕をすくませる

先祖はみんな
戦ってきた
だから今僕がいる

どうしてそんなに勇敢なの
どうやって乗り越えたの

ねえ　教えてよ
ここから出る方法を

人生攻めるのがすべてじゃない

昔は理解できなかったけど

今は少しだけ思うかもね　だって

あの時ふみとどまって正解だったよね

今もこうして変わらず

ばか笑いして大騒ぎできるから

ずっと終わらない

変わらない　大事なともだち

時間がくれたギフト

天国からまっさかさま
ちょっと急すぎ

一瞬で完全に
全部終わったよ

確かにちょっと
出来すぎてた

この世のものと思えない
満足感と幸福感

一旦知ってしまえば
手放すのは辛すぎる


もう少しだけ長く
夢見たかったよ

決断したつもりで
グラグラしてばかり
せめて精一杯
自分追い込むことしかできない

今じゃないとできない
タイミングなんてはかればはかるほど
困難になってくだけ

高いフェンス張り巡らして
がんじがらめにして
退路絶って
友達に宣言して
３、２、１

お酒の量以上に
動悸がひどい

どうしちゃったんだろう
こんなことあるのかな

恥ずかしくて
直視できない

くだらない会話
繰り返しても

あの言葉だけは
言えるわけない

こんなに念じてるんだから
目だけで全部
あたしの気持ち
伝わればいいのに


好きなのは
あなたです

って

できそこないの
口だけの

威勢がよくて
尻すぼみ

喉元すぎりゃ
すっかり忘れる

しゃーない、しゃーない

かる〜く、あかるく
ゆきましょう

磨いても磨いても
中までピカピカな
あの子たちとは違う

表面削ると中身が
見えだす

必死に上塗りして
隠してきたけれど
もう
めっき剥がして
正直に生きる

失うものは確実にあるけど
得たいものはもっと大事なもの

かなわねーな。。

たとえ自分が腕立てして
二の腕鍛えてから逆立ち成功させたって

到底いつけるレベルじゃない

なにしろ　べ　つ　も　の　なんだこいつぁ

みるみる滲みかける風景
あわてて振りはらい

成果は簡単に見えて過去はわからない
ひどい苦労の賜物である羨ましがるなと言い聞かせ

たとえ今は透明な存在でも
長く続ければ少しくらいは色がつくだろう
大器晩成期待して

多くを望まず
まずは少しでも近づけるよう
今より一歩先をめざす

焦らず
腐らず
修行の道すじ

手に入れたものに
すぐ興味なくして次へ
いつも満たされず
苦しんでる君へ

だいじょうぶ
君は前向きすぎるだけ
過去の栄光にはすがらず
気持ちが二歩先にいってるだけ

君が苦しんでいても
ちゃんとやってきたこと
手に入れたもの
全てそばにあるから