ホーム > 詩人の部屋 > 紙一重の部屋 > よっぱらいのように

紙一重の部屋


[12] よっぱらいのように
詩人:紙一重 [投票][得票][編集]

軸がぶれた足は立つのがやっとなんだから

両方から押さないでよ

ここはどこ?

さまよい歩くうちに今の自分の場所がわからなくなる

そもそも自分の行きたかった場所は?

嗚呼 どちらもわからないや

ならばどうする?

とりあえず朝までそこのベンチで横になる?

すごく魅力的な案だ

だけども横になったらもう

立ち上がれないような気がするから

もう少しだけこのふらついた足で

歩いた方がいい?

2006/08/25 (Fri)

前頁] [紙一重の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -