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紙一重の部屋


[144] 直。
詩人:紙一重 [投票][編集]

畏れてた
ずっと畏れてた

人に嫌われることが
一番嫌だった

人の顔色見て
対処して
反応変えて

好かれるように
嫌われないように

先輩には笑顔振りまいて
後輩には理解あるふりして

自分は…

自分はどこにあるんだろう?

周りに影響されて
くねくねと伸びた枝が増えていく
だんだん収拾つかなくなってく

まっすぐな幹が欲しい。


目をつぶって

耳を塞いで

大声で叫ぶよ


自分を
取り戻すために


2008/08/10 (Sun)

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