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紙一重の部屋


[16] 願い
詩人:紙一重 [投票][編集]

五年前のカレンダーそのままで

あれから何をしてきたのか

今でもわからない

わからない
この先いつかわかるだろうか

それとも一生かけても
前には進めないのか

そんな君の”わからない”
隣にいてただ聞くしかなかった

前に進む事が
今を生きる事が こんなにも困難で
過去にしか自分が見つけられない

そんな悲しい過去
それでも捨てられない過去

無理して前に進まなくてもいいから
君のその笑顔が真実であることを願うよ


君が「いま」を生きれるようになるのなら
僕はなんだってするよ。

2006/09/05 (Tue)

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