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紙一重の部屋


[232] 気まぐれねこ
詩人:紙一重 [投票][得票][編集]

君は勝手で

自分を愛してくれる人達なんて
見向きもしない

気に入ったことがあれば 走り出すし

気に入らないことがあれば
しかめっつらをする

でもそんなことはどうでもよくて

私は君の色んな魅力をしってる

バナナとコーラとアイスが好きなことも

機械に強いことも

絶対に諦めない性格なことも

人が見て見ぬふりするところを
さっと直すことも


君はこれからも青空の下
とび跳ねてくんだろう

自分を愛してくれた人たちには気づかずに
前だけ
見て行くんだろう


だからこの街から
君の背中を静かに見送るよ

ちょっとだけ振り向いてほしいと
願いながら

2011/01/14 (Fri)

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