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紙一重の部屋


[317] 覚悟
詩人:紙一重 [投票][得票][編集]

深く広い傷が開いた

主張しなくちゃ
つぶされる 時代

なし崩しに
あいまいにする 風潮

へらへら笑うこともできた
でもしなかった

したくなかった

尊厳を失ったらおしまいだから

自分以外に
自分を守れる人はいない

私は私であるために
無理に笑わない

かさぶたつくって
また歩くしかない

2012/10/31 (Wed)

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