時はまわり風景だけせわしなく過ぎ気付いたら夏服が着られなくなり自分だけここにとどまっている感覚待ってみんな私はここにいるんだ大声で叫ばなければ自分の存在がなくなりそうで焦るばかりでその原因すらもわからなくて足が鉛のように重くて動けないままだけどもう一回だけ言わせて「私はここにいます」
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