詩人:あかつき | [投票][編集] |
夜空の何億光年さきでひときわ輝いてる星
そこには僕らが笑えるような場所はありますか?
驚くほど純粋で恐いくらい残酷な本能が闇を突き抜けて光る
向けてはいけない人に向いた想い
手を伸ばせば届くのに掴んではいけない
この距離感がぬるい痛みを産むんだ───
もっと遠く、ただ遠くへ
名もない星まで君を連れて
もっと遠く、ただ遠くまで
許されなくても
この手を繋いでどこまでも堕ちていきたい
その先になにもなくても
その先に誰もいなくてもかまわない
君がいればいい
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いつから…どこから…想いは生まれた?
そんなこと今さらどうだっていい
「なにかを犠牲にしてでもいいからきみがほしい」
なぜなんだろう
そんなふうに思えないんだ
きみだけはどうしても傷つけられない
きみだけが幸せならぼくはかまわない
心からほしかったものは実はきみじゃなく
心から笑ったときのきみの笑顔だったんだ
きみが月ならぼくは夜に咲く花となろう
きみが花ならぼくはきみを描き続けよう
繋がることない関係
それでも良かった
愛より深く恋より熱い想い胸に秘め…
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時間も距離も飛び越えて分かり合える
そんな瞬間おまえは信じられるかい?
俺は信じているよ
理屈のない連帯感
理由の要らない共通項
何十年先だろうと今と同じように笑うよ
ともに生きてきた記憶
未来を照らしてる
強がりも馴れ合いも俺とおまえには関係ない
始まりを懐かしむより
終わりを嘆くより
あるがまま向き合いましょ
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生きていく意味
その答えを独り
闇雲に捜してた
キミはさり気なく
ボクの頬に触れて
容易く解いてみせた
降り続く雨は止み
分厚い雲は裂けて
虹が架かりそうな空
目の前でぼやけてた
景色がはっきりと
映し出されていく
ボクにとってキミだけが
どんな華やかな女性より
薄暗い世界を彩っている
あざやかに…
ボクにはキミのナミダが
どんな醜い争いより
胸の奥をきつく締めつける
わかるでしょ
信じてくれればいいんだよ
ボクがボクである為の要素
キミがキミでいてくれる事
キミはボクの人生の一部
誰にも代えられない
決してブレない
純粋な愛情
いつでも、どんな時でも
年中無休で差し伸べる
悲しみや喜びのつまった手
信じて握っていてよ
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誰にも寄り掛からないで
生きていけると思った十代
とんだ醜態
あなたを傷つけながら
己を正当化するこの不始末
そりゃ不躾
思い返せばキリがない
誰かに支えられてきた事
身のほど知るほど溢れる
今さらなんて言えばいい
今ごろなにしているかな
浮かぶのはあなたの笑顔
不器用だっていいでしょ
笑いたいやつらは笑えよ
今伝えなければいけない
不器用なLOVE
無邪気なLOVE
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寄ってたかって
日陰で悪ふざけ
楽しいですか?
ハブられないよう
前後左右に習って
みんな必死ですね
鬼はいつも決まっているよ
ジャンケンなんて
平等なんかありゃしない
一目散に人は逃げていく
合図のなった放課後遊戯
昨日の友が今日は敵だよ
笑顔さえ180゜意味が違う
次は誰の首を獲る…
血が流れないように殴って
汚れないように倒すんだよ
一目瞭然、英雄も偽善者も
神様もいない仁義なき遊戯
ゲームのように退屈を弄べ
誰かの為の暇潰しなんだよ
次は誰が首を吊る…
「ツギハダレノバン
ツギハボクノバン」
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世界の平和ためにしてあげられることは僅か
地上のかたすみで祈りを紡ぐだけに等しい
手を伸ばしたとしてもとどく範囲なんて僅か
とどかなければなにもないに等しい
絶えずテレビやラヂオから堪え難いニュース
それでも隣で流れてる涙のほうがずっとつらい
この僕の目に映った笑顔の灯を消さないように
いつまでも笑い合える小さな世界が続くように
今はまだ眠っているいつの日か出逢う笑顔を迎えられるように
ずっと守り続けよう
この目に映る世界を
この目に映る笑顔を
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秋色の風のなか
咲く花に命を見る
褪せてく街路樹の色
落ちる葉に命を知る
夢のなかにきみの名を
木漏れ日にきみの笑顔
誰かのために生きたいと
今はじめて思えたんだ
誰かのために生きられると
きみがぼくに教えてくれた
楓の葉が黄色く染まる頃に
逢えたらいいね
美しい想いを
いっぱい抱き締めて
この世界で
無邪気に笑ってみせて
ちいさな、ちいさな奇跡
楓の葉が赤く色付く頃に
逢えたらいいね
紅葉みたいな薄紅色の手が
ちからいっぱい
握り締めているのは
おおきな、おおきな未来
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いつかあなたの生みだした赤い命が
木枯らしの吹く夜
新しい命を生みました
おんなじ立場に立ってみて
あなたの悲しみや喜びを知りました
生まれなければ良かったと嘆いてた時
あなたは僕以上に瞳くもらせたでしょう
今さらだけど気づけました
あなたが隠し持った強さを知りました
いつでも無償でこの僕を柔らかく包んでくれた歌
孤独に染まった心がやすらかに眠れる歌
今ではだいじな命を暖かく包んであげる歌
あなたにもらったぬくもり
これからは僕が与えてく
命の子守歌を紡いでく
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自分で定めた決戦の日
昨日の自分と決別の日
今日こそは…
逃げるように今日まで生き延びてきた
見送るように今日まで生きてきました
腑抜けだと笑われて…
今ここでやらなきゃなに一つ変わらねぇ
鏡の中窶れた自分に誓う
今ここで飛ばなきゃあの壁を越えられねぇ
背中の縮れた羽広げる
戦場は僕の中…