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あかつきの部屋


[112] 朝陽
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


朝陽が射し込んだ
カラッポの部屋

なにもかも終わった
にがい解放感

言いたい事も言えない

思い浮べた君の眩しい笑顔

傷口に思い出が滲んでは
だらだら流れ出るんだ


不満や嫉妬を隠して
優しさだけで辿り着いた

故郷を離れたように
胸を染める孤独な朝

もう、君はいない



忘れられる日はくるの?

傷はいつか痂になって
剥がれ落ちてくれるの?



不満や嫉妬を照らした
朝陽の中に君は消えた…

2008/01/02 (Wed)

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