朝陽が射し込んだカラッポの部屋なにもかも終わったにがい解放感言いたい事も言えない思い浮べた君の眩しい笑顔傷口に思い出が滲んではだらだら流れ出るんだ不満や嫉妬を隠して優しさだけで辿り着いた故郷を離れたように胸を染める孤独な朝もう、君はいない忘れられる日はくるの?傷はいつか痂になって剥がれ落ちてくれるの?不満や嫉妬を照らした朝陽の中に君は消えた…
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