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あかつきの部屋


[235] 離れることで始まっていく
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


まるで朝焼けに映える鳥のような
眩しい君の背中を見送る

寂しいとかそんなことじゃないんだ

ただありがとうって呟いてみたら
いつもの夜明けが少し変わったよ


まだ終わりじゃない
たった今から始まっていくんだ
泣かないでいいよ

産声を上げたその瞬間から巡り続ける人生
その果てなき道の上で君と僕は出逢ったんだ



またいつの日か手を繋ごう
だから今ここは笑顔で手を振ろう

離れることは終わりじゃないんだよ

笑顔でまた逢おう

いつの日か…

いつの日か…

2008/08/06 (Wed)

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