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あかつきの部屋


[290] ヒトツブノナミダ
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


海の向こうで騒がしく

独裁的な侵略のTALK


口さきの改革構造で

誰も彼もふらふらのWALK


ビルのてっぺんから

なにかが崩れ落ちた





生存競争、略奪戦争

血で血を洗う復讐


どこまで行っても

平和は見えてこないなぁ





すぐ傍で勃きてる

惨事を嘆きながら

どこかの誰かが

送り出す助け船を

苛々して待つ時代は

終わりを告げている


すぐ隣で泣いている

あなたの涙が

ひとつぶ落ちて

初めて気がついた


それでも遅くはない

はじめてみましょう

2009/08/28 (Fri)

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