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あかつきの部屋


[92] 濡れた羽根
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


延々と繰り返す夢

汗で濡れたシーツ

失してから気づく
寝返りをうっても
もう戻れない日々



鍵を掛けられた鳥篭

足に絡んだチェーン

雲の切れ間から射す
陽の光が僕には眩しい



濡れた羽根必死に
はばたかせてる僕を見てよ

落ちていくように
薄暗い空でもがいてるから


濡れた羽根必死に
はばたかせることでしか
今の自分を誤魔化せないよ

明日が見えない

2007/12/21 (Fri)

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