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あかつきの部屋


[99] 落書き
詩人:あかつき [投票][得票][編集]


道端に咲いていた花は
いつ枯れたんだろう

いつからかそんなこと
気に留めなくなっていた

色褪せていく世界とともに
心も一緒に褪せたみたいだ


沈んでいく赤い夕陽は
僕が失くしてしまった想い

なにも変わらない
穏やかな丘

なにもかも変わって
荒れはてた僕



壁に描いた落書きは
今もまだ残っていますか?

君はあの頃とおなじように
今もほほ笑んでいますか?

涙が枯れても
君は君のままでいてよ

2007/12/29 (Sat)

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