詩人:らむね | [投票][編集] |
なんでもないよ
口癖だね。
僕より君の方が
僕のことを知ってるみたいだった
ほんの少し前のことなのに
まるで全く違う世界になってしまった
真剣に人を好きになることが
こんなに難しいなんて
あんなに真っ直ぐに
また誰かを好きになれるかな
傷つくことも忘れて
求めることができるかな
抜け殻みたいな今の僕には
あの頃の記憶が切な過ぎる
詩人:らむね | [投票][編集] |
むずかしい言葉なんて
使わなくたっていいでしょ?
使われた言葉ほどの
内容がないんだから。
臆病がばれないように
言葉の鎧の中で怯えるくらいなら
君は失ったものと向き合うべきだ
だってそうでしょ?
本当に伝えたいものが出来て
それが言葉の限界を越えて伝わった瞬間にこそ
本当に必要な言葉が生まれるんじゃないかしら?
結局
それ以外の言葉なんて
誰かの誤魔化しでしかないじゃない?
詩人:らむね | [投票][編集] |
今が特別な時間だと
気がつくまで
僕の中にはやっぱり僕がいた
明日はもう
過ぎて
白い霧の奥へ消えてなくなるのか
そして
あなたは探しにいくのかな。
言葉に出来ないほど
あなたが好きだから
世界中の幸せを
あなたにあげたいと思うよ
言葉は無力でも
僕は言葉を使う
あなたに届くなんて思ってないけど
僕はここに気持ちを記す
いつにもなく
今だけは
普段の言葉も
特別なんだよ