詩人:らむね | [投票][編集] |
今が特別な時間だと
気がつくまで
僕の中にはやっぱり僕がいた
明日はもう
過ぎて
白い霧の奥へ消えてなくなるのか
そして
あなたは探しにいくのかな。
言葉に出来ないほど
あなたが好きだから
世界中の幸せを
あなたにあげたいと思うよ
言葉は無力でも
僕は言葉を使う
あなたに届くなんて思ってないけど
僕はここに気持ちを記す
いつにもなく
今だけは
普段の言葉も
特別なんだよ
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むずかしい言葉なんて
使わなくたっていいでしょ?
使われた言葉ほどの
内容がないんだから。
臆病がばれないように
言葉の鎧の中で怯えるくらいなら
君は失ったものと向き合うべきだ
だってそうでしょ?
本当に伝えたいものが出来て
それが言葉の限界を越えて伝わった瞬間にこそ
本当に必要な言葉が生まれるんじゃないかしら?
結局
それ以外の言葉なんて
誰かの誤魔化しでしかないじゃない?
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なんでもないよ
口癖だね。
僕より君の方が
僕のことを知ってるみたいだった
ほんの少し前のことなのに
まるで全く違う世界になってしまった
真剣に人を好きになることが
こんなに難しいなんて
あんなに真っ直ぐに
また誰かを好きになれるかな
傷つくことも忘れて
求めることができるかな
抜け殻みたいな今の僕には
あの頃の記憶が切な過ぎる
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公園でひとり
君を見てる
でも君は
そこにはいない。
もう春だけど
風は冷たい
桜の花がとてもきれいで
涙すら出やしない。
僕が必死に伝えようとしていたことは
君にとっては幼稚なものだったんだろう
何も知らない赤の他人と
僕はこの世界で共存していく
当たり前なことでも
今日みたいな日には
それが
難しくて疲れてしまうんだ。
もっと愉快な言い訳を作るから
僕に諦めたりしないでよ。
でないと
諦めきれないよ
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僕は幸せになりたいと思う。
僕は人が不幸でも、自分は幸せになりたいと思っている。
だけど、
僕は自分だけが幸せになりたいとは思わない。
出来るなら
幸せな人が増え、不幸な人がいなくなる世界に貢献したいと思っている。
つまり、
不幸な人に合わせて自分が不幸になるよりも、
幸せな自分に合わせて人も幸せにできる方が良いと思っている。
ポジティブなエゴイストでありたいと思う。
世の中には
不幸な人がいると、幸せな自分が申し訳なく感じる人は多いと思う。
それは高貴な感性だと思う。
僕はこの感性を大切にしている。
そこから何をするか?
自分も不幸なふりをしたり、不幸だと思い込もうとする人。または、実際に不幸になる行動を起こして自分を不幸にしてしまう人。
僕はこんな人のことが嫌いじゃないけど、正しいとは思わない。
なぜなら
不幸な人が増えて幸せな人が減ることになるからだ。
自分が幸せで申し訳ないと思うなら、不幸な人を、幸せにできる方法を考え、行動すべきだと思う。
それができれば、不幸な人が減り幸せな人が増えるのだから。
僕が最も嫌いな人は、
不幸な人を見ても何も感じない人だ。
そういう人は、何も生み出さないからだ。変化を起こせないということは、進化できないことだと思う。
毎日多くの人が
駅でホームレスの人を見ていると思う。
海の向こうで多くの人が戦争の犠牲になっていること知っていると思う。
そういう人達に比べたら自分は幸せだと思ってほしい。
何かを感じることが大切だから
そして出来ることがあるなら、行動すべきだ。
人は前に進むべきだ、進化を諦めてはいけない。
きれい事とか偽善的とか、言い訳するより、
何より一歩でも前に進むべきだと
心から思う。
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はずかしくて
直接は言えませんが
言葉の力を信じる
全ての人に
好きだと言ってくれる
素敵な人たちに
感謝の気持ちと
暖かいひと時が届けばいいなと
切に願います。
「ある人へ」
あなたの感性は
あなたと
あなたに関わった全ての人と
あなたとこれから出会うであろう、多くの人の
想いを揺さぶる力を秘めています。
だから僕は
あなたが存在していること
そのことだけで
5月の森を歩くような
新鮮な希望に包まれるのです。
今日と
これからの感謝を込めて
ずっと
あなたでいてください。
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悠々と過ごすイメージの海
秒針がさざ波のように時間を揺らす
自由とは何ですか?
明るい方と暗い方
どっちに行っても
いずれは同じ
昨日の息はもうしない。
明日の息はまだしない。
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すべての君へ
よそ見すると消えてしまいそうな
君のその気持ち、
ありふれた、既製品の言葉で語ろうとしないで
伝わらないことに怯える必要なんてない。
君の気持ちには
君の言葉が必要なんだ。
すべての君へ
小さい頃みたいな
なにひとつ不安のない日なんて
これから先には
もう来ないかもしれない。
だから慰めなんて期待しないで
不安を抱えて橋を渡ろう
孤独を背負って山を登ろう
不安や孤独を人生の荷物として
人生を旅行に例えてみる。
どこに着くかもわからない旅に出るのに
荷物がないと不安でしょ。
すべての君へ
孤独に関して言えることがある
少なくとも
君はここにいて
僕もここにいる
すべての君へ
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従わず
反抗した君。
流されず
ただ、立ち尽くした君。
綺麗に染まらず、
浮き立つ天の色
迷わせるほども
雄弁ではなくて
景色を変えるほど
力もないが
君の両足は
間違いなく君を支えている
君の両目は
確実に先を見つめている
その右手に空を掴んでも
左手には可能性を秘めている
天に登る邪鬼
重力に逆らい
雨垂れの流れに抗い
登りきったら
七色の羽根をした雀となって
世界中を飛び回った。