詩人:らむね | [投票][編集] |
小さな階段の向こうには
大きな海が広がっていた。
思い出の場所は
いつも曇り空で
風が強く気持ち良かった
成長するにつれて
時間が経つにつれて
器が小さくなって
色んなものが溢れ出てきた。
僕らは自由に生きてるはずだ。
なのにどうして、
こうも自分が許せないんだろう
不安に潰れてしまいそうなんだろう
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ふわふわゆらゆら
枯れ葉の幽霊
昨日の留守電
明日には溶ける
ラとシが鳴ったら
外に出よう
ドとファの間に
月に行こう
君はズッカ
しんしんばらばら
小雨の幽霊
熱に撃たれて
声にならない
君はズッカ
ミとシに触れると
また笑ったね
どこかで誰かが何か見つけた
しくしくぼろぼろ
最後の幽霊
ピアノの隙間に心が絡まった
もう終わりだよ
ありがとう
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君に、ひとつ言えること、
言ってしまうと、
言えることが何もなくなるから
言わずにいようと思う
だけと、
せっかくだから
できるだけ言葉でも伝えたいのだけれど
そのものがありのまま過ぎて
言葉がつるりと落っこちてしまう
それでも、君に知ってほしいから
言葉の未来に夢をかけるなら
昔から探していたものが
意外と近くにあったというか
嬉しいやら情けないやら
つまり、
ただ、地面の上に愛ってものがあって。
ショウウィンドウや夜の街にも探しに出たけど
新鮮なものはなかったように感じます、
結局、
表現なんて簡単にはできないから
ただ、シンプルに
4月の太陽みたいな君が
幸せになることを今日も願っています。
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にんじんとは、人が参ると書きますが、
人が参ると寂しい夜も
1人じゃないかと思えるかしら。
人に参るといかがお過ごし?
お久しぶりとくちばし上がる
おお〜おお〜どんなに酔いに呑まれても
きっと明日は来るからね
あの人みたいに明日が来ないのは
まだ少し先の話さね。
まぁまぁ、人と参ると時間が早い
誰に会ってもあの子を誉める
やぁ〜やぁ〜毎度のことですね
にんじんひとつくださいな。
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不規則な形は
ジャガイモ に 人間の 気持ちは
ニンジン と タマネギ と
人間は 気持ち をすぐに忘れて
ライスと
お肉 に カレー は
人間の 思いは
すぐに 消えてしまう
カレーライス なんて
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間違い話
猫になるの。
ゆっくり飲もうね
黒い空。
息を吐いたら白い雲
すぐに消えた。
黒い空、飲み干したら猫になるの。
白い雲消えた。
何も間違えない話
わからない黒い猫
息が消えた話相手
最後は黒猫に飲み込まれてひとつになる。
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なんにも出来ないことは
悲しいこと
見上げた空は
青く
悲しい言葉は
透明で
心は清く在りたくても
僕は
僕はどこに
…僕は何故ここに居るんだろう…
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ツバサがあれば
僕は 空を舞って虹の根元にいってみよう、
凍える ほど高い ところから君を見つけるのもいいかも。
今さら逃げ回るんだ、
現実から
もしくは ツバサの羽根を織物にして
歩いて街に売りにいくのもいい これから
北の 行く 旅人に 方に 買ってもら うんだ。 そうだ… それより… ツバサなんて 君に会いたい いらないから。
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何にもない日常の先で君に出会って
君を好きになって君を好きになり過ぎて
息するのも忘れてしまい僕が死んだら
すごく幸せですごく不幸だと
オモイマセンカ?