詩人:bee | [投票][編集] |
僕は悪者じゃないけど
世界の終わりは見てみたいよ
あの歌みたいに綺麗な最後なら
そのとき大事な人が隣に居てくれるなら
そんな世界の終わり
明日でもいいんだ
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大学の図書館の窓際の席
なんとなく
僕が死んだ次の日
世界はどんなふうに回るのだろう
初めてそんなことを考えてみた
でも窓の外は
なんだかいい天気
きっと明日も晴天なりだ
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果てない頭の中もパンク寸前なんだ
もう我慢できないって
動いてなきゃ死んでしまうくらいに
この世界を泳ぎ回るんだ
想像が1秒24コマのスーピドで駆け巡って
完璧な形にはならないけど
アメーバみたいに動き回わるんだ
この身体はこの頭に支配されて
壊れるぎりぎりまで
でも牛乳飲んでるから大丈夫
フライング気味に飛び出して
声がする
攻撃は今だ!
ダークサイドにだって飛び込んでやるよ
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決まった返答
あなたはロボットじゃないでしょ
決まった日常
世界はロボットじゃないでしょ
白い肌の奥に
予測不能の血が通っているでしょ
だから奇跡も起こせるのよ
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やがて来るその真際に
シワだらけの瞼の奥で
これまでのことを
読み返すんだ
思い出せなかったこと
気付けなかったこと
自分が主人公でいられた
唯一の物語を
取るに足らない日々のことを