詩人:bee | [投票][編集] |
今日も今日の終わりに考えてみる
灯りが消えた部屋で
変わり果てた明日を考える
目を閉じても
まだこの目は何かを見ていて
知っている時計の音が
うるさいくらいに響く
どうかここに知らない音を
それを何度望んだだろう
いつもは癒してくれる音楽も
時には憎むべき標的に変わる
小さな闇で何か飛んでる
それは僕の想像で
伸ばした手は黒くて
それが少し怖くて
この目が暗闇に慣れる前に
どうか無限の宇宙を見せておくれ
ここがここじゃない
そう思えるような夢に落としておくれ
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何を変えても変わらない
この星のあっち側で
ありえないが起こって
残された誰かが怒って泣いて
夢に生きる誰かが狂って
通り魔は何を知ってる
耳栓は音の代わりに何をくれる
夢は宇宙飛行士
そう言った少年は
別れの代わりに夢を貰って
空より高いところを飛んで
青い瞳に何を映すの
息の続く限りに息をして
夢の続く限りに宇宙を舞って
何を纏(まと)って
誰を待って
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溶けていくとは
そういうこと
身体がひとつになるとは
そういうこと
温かいとは
そういうこと
生きるとは
そういうこと
繋ぐとは
そういうこと
伝えるとは
そういうこと
繰り返すのは
それら全て
繰り返すのは
そのためにある