光の中は
眩しすぎる

でも暗闇の中なら

目を開けられる

何も見えないから
何でも描ける

恐怖を無くした暗闇の中

今なら何か
見える気がする

逃げる力が残ってるなら

もう少し戦えるだろ？

例えば

ジャムパンが食べれる

ほらね

生きてればいいことあるんだよ

変えられない運命だからって
くよくよ泣くな

変えられないなら
その中で何でもやってみよう
やれるかぎり
あがいてやろう

いずれ無くなる命さ
それなら
明日無くなってもいいように
後悔ないように覚悟して

今を死ぬ気で生きてやろう

自分を死ぬ気で証明してやろう

小さい頃

「この先、危険」

この言葉にワクワクしてた

「この先、冒険」

そんなふうに　思ってた

合図無視で　走り出せ

流れる涙は大切な人に
大きく振る手は見送りを続け
あの灯台は船を照らす

嘘をついて生きた時間
息を吸って吐くだけの地図
夢を信じて削った命

風を受けて
空に身を投げた鳥

先の見えない暗闇の中
光を追って船は進む

息を吸って吐くだけの今を破り捨て

蜃気楼の中

少年は、長すぎる航海の始まりを見た

どんなに悪い人でも

一度くらい

心から笑ったことがあるはずだよ

たった一回もう次はない

たった一回もう戻れない

だから

必死で走ってこれた

全力で走っていける

かっこ悪くたって
自分の信じた道を突き進む

きっとそれが

かっこいいんだ