詩人:bee | [投票][編集] |
どんなに狭いこの部屋も
目を閉じれば
無限の宇宙に生まれ変わるさ
どんなに辛い日々も
誰かと笑っていれば
忘れたくない思い出に溢れかえるさ
すべて手品さ
種も仕掛けもない
すべて思い通りさ
詩人:bee | [投票][編集] |
あの人がハートに手を置く
胸のハートにそっと触れる
暗闇の中
ひとつのライトに照らされて
光の線の中
あの人がハートを空に撒く
揺らぐことない愛で
あの声はどこまでも
あの人がハートに手を置く
あの人がハートに魔法をかける
きっと誰もが涙する
きっと誰もが愛に触れる
詩人:bee | [投票][編集] |
忘れていないつもりだった
でも気がついた
それが忘れているということだった
時間が過ぎた
何かを変えると誓ったはずだった
でも
忘れていた
動いていなかった
そうやって時間が過ぎた
誓いはどこへ消えてしまった
僕はどこへ消えてしまった
何もしていないのに
背も伸びた
ひげも生えた
時間が過ぎた
動いているつもりだった
でも気がづいた
靴は真新しかった
それが動いていないということだった
それでも時間は
僕を運んだ
詩人:bee | [投票][編集] |
空を描いて
雲を描いて
飛行機を描いて
太陽を描いて
そのもっと上を僕は飛んでた
たった二色の僕は
虹よりも輝いていた
この手に染み込んだ二つの色
色褪せることはないだろう
詩人:bee | [投票][編集] |
いつもとは違う道を歩く
いつもとは違う景色に触れる
いつもとは違う空を泳ぐ
いつもとは違う青に滲む
途方もない旅を続けて
いつかに見た景色に笑う
いつかに見た空に還る