詩人:bee | [投票][編集] |
どこまでも突き抜ける
果てなんかない
無限といえるもの
でも何もない
あるのは雲くらいで
何もない
空は空っぽ
空っぽは空
限りない空間を
僕は僕の何かで
埋めてやる
僕にあるもの全て
空を飛んで
ただ青に
僕を映して
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動かない水面
ただ景色を映して
全てを綺麗に魅せてくれる
時間を忘れてしまった
いつもの毎日を映すようで
音もなかった
見慣れた景色の中
動かず映る
逆さまの自分
それを見つけた
水面で笑う
真逆の自分
それを望んだ
伸ばした手が
景色を揺らした
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明日僕は
大きな過ちを犯すかもしれない
明日僕は
大きな幸せに出会うかもしれない
何があるかわからない
明日を望んでいるのに
半分ずつのはずなのに
不安が期待を食べてしまう
独りぼっちの寂しい手のひら
だから誰かを求めるのだろう
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今までの気に入らない過去を
消ゴムで消し去って
消しカスを吹いてやろう
そしてそこに
これから始まるお話を
殴り書いてやるんだ
それはどこにもないストーリーで
寝てる暇なんてない
もう消ゴムなんて必要ない
尽きない冒険を
消えないペンで
止まらずに書き続けるのさ
無限のノートを埋め尽すのは
僕にしか読めない未来の記録だ
詩人:bee | [投票][編集] |
生きていれば
誰だって迷う
いつだって迷って
いつだって進む道を選んでる
ゴールがどこにあるかなんてわからない
ゴールなんて無いのかもしれない
自分がどこにいるかも分からない
見失って彷徨って
誰だって
誰かを傷つけたり
誰かを好きになったり
そうやっていつも
正しいのか 間違いなのか
それすら解らない選択を続けてる
でも
ただひとつ分かることがある
それは
いつだって新しい選択が待っているということ
いつだって迷路は未来に広がっているということ
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この星が生きてる限り
消えない景色がある
この命が生きてる限り
僕はそれが見たい
荷物なんていらない
目を閉じればいい
どこだって行ける
この星だって
飛び越えられる